しずめ‐いし〔しづめ‐〕【沈め石】
- デジタル大辞泉
- 庭石で、一部分だけを地表に出しておくもの。
し‐せき【矢石】
- デジタル大辞泉
- 矢と、弩いしゆみの石。また、矢や石の飛び交う所。戦場。「―を冒して功名を思う武夫が」〈田口・日本開化小史〉
しゃ‐せき【×赭石】
- デジタル大辞泉
- 土状の赤鉄鉱。精製して深紅色の顔料として用いる。中国山西省代県に産するものが有名なので、代赭石たいしゃせきともいう。
すえ‐いし〔すゑ‐〕【据(え)石】
- デジタル大辞泉
- 庭などに据えておく石。置き石。
たたき‐いし【×叩き石】
- デジタル大辞泉
- 1 手に直接にぎって槌つち(ハンマー)として使った石器の総称。2 わらをたたいて柔らかくするための台石。
たんけい‐せき【端渓石】
- デジタル大辞泉
- 端渓に産する古生代の輝緑凝灰岩。色は黒・青・緑・紫などがあり、最高級の硯すずり石として有名。
ちゅう‐じゃく【×鍮石】
- デジタル大辞泉
- 真鍮しんちゅうのこと。
せき‐しょう〔‐シヤウ〕【石匠】
- デジタル大辞泉
- 石を切り出したり、石に細工したりする職人。石工いしく。
せき‐じん【石人】
- デジタル大辞泉
- 石製の人物像。
せき‐たい【石×苔】
- デジタル大辞泉
- 石の表面に生えたこけ。
せき‐とう【石×磴】
- デジタル大辞泉
- 石段。また、石の多い坂道。「―が五六段手にとる様に見える」〈漱石・草枕〉
せき‐どう【石×幢】
- デジタル大辞泉
- 石塔の一。六角または八角の石柱と、仏龕ぶつがん・笠・宝珠などからなる。中国から渡来し、日本では室町時代以降のものが多い。[補説]平成23年(201…
せき‐はい【石肺】
- デジタル大辞泉
- 塵肺じんぱいの一。岩石の微粉が吸入されて肺に沈着し、呼吸機能が衰える職業病。
せきばん‐せき【石版石】
- デジタル大辞泉
- 石版印刷に用いる版材の石。大理石に似た石で、色は白色または淡黄色。硬くて石理が緻密ちみつで吸油性がある。
せき‐ぼう【石棒】
- デジタル大辞泉
- 縄文時代、棒状の一端または両端に丸く膨らみをつけた磨製石器。男性器のシンボルとも、儀礼・祭祀さいし用とも考えられている。
あられ‐いし【×霰石】
- デジタル大辞泉
- 炭酸カルシウムからなる鉱物。成分は方解石と同じであるが、結晶構造が異なる。多く柱状・塊状・豆粒状で、白色。斜方晶系。アラゴナイト。
いし‐あわせ〔‐あはせ〕【石合(わ)せ】
- デジタル大辞泉
- 物合わせの一。左右に分かれて、石に和歌を詠み添えて、その優劣を競う遊戯。一説に、石の形や色を比べて、優劣を競う遊戯ともいう。
いし‐がま【石鎌】
- デジタル大辞泉
- 鎌の形をした弥生時代の磨製石器。木の柄をつけ、収穫・草刈りに用いたらしい。
いぼ‐いし【×疣石】
- デジタル大辞泉
- 外部が黒褐色で、砂石がまじり、内部が空になっている石。岩壺いわつぼ。袋石ふくろいし。
いわ‐ばしる【石走る】[枕詞]
- デジタル大辞泉
- [枕]1 岩で水がとびちる意から「垂水たるみ」にかかる。「―垂水の上のさわらびの」〈万・一四一八〉2 「近江あふみ」「神奈備山かんなびやま」な…
うぶ‐いし【産石】
- デジタル大辞泉
- 出産直後に炊く産立うぶたて飯の膳にのせる1個または数個の小石。川や軒下の雨だれ跡や氏神の境内から拾ってくる。産神うぶがみのやどったものと考え…
しゃりん‐せき【車輪石】
- デジタル大辞泉
- 古墳時代の碧玉へきぎょく製の腕輪形宝器。弥生時代の貝製腕輪に起源をもつ。
ひょう‐せき〔ヘウ‐〕【標石】
- デジタル大辞泉
- 1 目印の石。また、道標に立てた石。「国分寺跡の標石」2 測量で、三角点や水準点に埋設される石。多く花崗岩の角柱が用いられる。
はくうん‐せき【白雲石】
- デジタル大辞泉
- ⇒苦灰石くかいせき
掛入石かけいりいし
- 日本歴史地名大系
- 山形県:上山市中山村掛入石[現]上山市中山中山(なかやま)の北端の置賜(おきたま)郡・村山郡の境界にある巨岩。細井平洲の「松州記」に「橋ヲ…
石峰寺せきほうじ
- 日本歴史地名大系
- 京都市:伏見区深草村石峰寺[現]伏見区深草石峯寺山町七面(しちめん)山の西麓に位置する。単立(黄檗系)、百丈山と号し、本尊薬師如来。宝永(…
石陰いわかげ
- 日本歴史地名大系
- 京都市:北区大北山村石陰[現]北区衣笠鏡石町三条天皇北山陵の北方、左大文字(ひだりだいもんじ)山の東麓付近をさす。石影とも記し、岩顔(いわ…
弁慶石べんけいいし
- 日本歴史地名大系
- 京都市:中京区生祥学区弁慶石町弁慶石[現]中京区弁慶石町もと町中にあったと伝えられる巨石で、町名の由来ともなった。伝説には二説あり、その一…
石清水いわしみず
- 日本歴史地名大系
- 京都府:八幡市男山石清水石清水八幡宮本殿の東門より下った山腹から湧き出している清水で、男山が霊域とされた根元で、現在摂社石清水社があり、泉…
石国(せきこく)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ⇒タシケント
へいこう‐せき〔ヘイカウ‐〕【平衡石】
- デジタル大辞泉
- 平衡器官の中にある分泌物。カルシウムを含む粒で、前庭器官や平衡胞の中で感覚毛と接触することによって平衡感覚を生ずる。平衡砂。耳石。聴石。
ぼうしゅう‐いし〔バウシウ‐〕【房州石】
- デジタル大辞泉
- 千葉県、房総地方から産する石材。白色の凝灰質砂岩で、鋸山のこぎりやま産のものが有名。土木・建築に用いられる。
か‐せき〔クワ‐〕【過石】
- デジタル大辞泉
- 「過燐酸石灰かりんさんせっかい」の通称。
はだか‐いし【裸石】
- デジタル大辞泉
- ⇒ルース
よう‐せき〔ヤウ‐〕【陽石】
- デジタル大辞泉
- 陽物の形の石。陰茎の形をした石。崇拝の対象とされる。
テレビ‐いし【テレビ石】
- デジタル大辞泉
- ⇒ウレキサイト
石谿【せきけい】
- 百科事典マイペディア
- 中国,清代初期の画僧。武陵(湖南省)の人。俗姓は劉,出家して【こん】残(こんざん)と称し,石谿は字あるいは号。諸山を歴訪して修業後,南京の牛…
石勒【せきろく】
- 百科事典マイペディア
- 中国,五胡十六国の後趙(趙)の建国者(高祖)。現在の山西省にあった羯(けつ)族集落の出身。群盗の首領から前趙の部将となり,319年自立。329年前…
石基【せっき】
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- →斑(はん)状組織
人造石【じんぞうせき】
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- 擬石(ぎせき)とも。天然石にまねて作った人造の石材または壁面など。顔料,砕石,砕粒などに,砂・セメントなどを加える。一般に種石には花コウ岩や…
車輪石【しゃりんせき】
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- 古墳時代にみられる碧玉(へきぎょく)製の腕飾。扁平な卵形ないし楕円形で,中央部に穴があり,放射状の彫刻が施されている。この形状は弥生(やよい)…
りんこう‐せき〔リンクワウ‐〕【×燐鉱石】
- デジタル大辞泉
- 燐酸カルシウムを多量に含む鉱物の総称。燐灰石・グアノなど。燐酸肥料の原料。燐鉱。
木の葉石【このはいし】
- 百科事典マイペディア
- 植物の葉の化石。葉が炭化して残存するものもあるが,泥岩に木の葉の形,すなわち印象だけ残しているものが多い。条件のよい場合は細かい葉脈なども…
蛍石【ほたるいし】
- 百科事典マイペディア
- 組成がCaF2の鉱物。等軸晶系。結晶は立方体,八面体など。産状は緻密(ちみつ)な塊状,粒状集合。へき開は完全。もろい。硬度4,比重3.18。透明〜半…
脈石【みゃくせき】
- 百科事典マイペディア
- 鉱石とともに鉱床を形成する鉱物で,経済的に無価値なもの。石英,方解石,長石,輝石,雲母などがおもな脈石鉱物である。同じ鉱物が産出量や鉱床の…
葺石 (ふきいし)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古墳の墳丘斜面を覆う礫(れき),またはその施設を指す。礫は拳大から人頭大の河原石がよく使われ,付近の河川から運ばれた。墳丘の全面が調査され…
沸石 (ふっせき) zeolite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 結晶構造 陽イオン交換 分子ふるい 種類 産状 利用低温加熱によって相当量の水分を放出するアルミノケイ酸塩鉱物の一群。ゼ…
いしがけ【石崖】
- 改訂新版 世界大百科事典
いしさまざま【《石さまざま》】
- 改訂新版 世界大百科事典
いしもり【石銛】
- 改訂新版 世界大百科事典