「石」の検索結果

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石棒 せきぼう

日本大百科全書(ニッポニカ)
縄文時代中期から晩期にかけてつくられた棒状をなした石製品。中期の石棒は太くかつ長さが2メートルにも及ぶ大形品がみられ、なかには男性性器をかた…

端渓石 たんけいせき

日本大百科全書(ニッポニカ)
中国広東(カントン)省の肇慶(ちょうけい)市に産する硯石(すずりいし)。産地付近の西江を端渓とよぶことに由来する。古生代の凝灰岩で、石質は細粒緻…

チャーチ石 ちゃーちせき churchite-(Y)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イットリウム族希土の含水リン酸塩。結晶学的には石膏(せっこう)と同構造であることで知られる。自形は柱状、針状あるいは板状結晶が放射状集合を構…

轟石 とどろきいし todorokite

日本大百科全書(ニッポニカ)
1934年(昭和9)吉村豊文(とよふみ)(1905―1990)によって北海道余市(よいち)郡赤井川村の轟鉱山(閉山)から報告された鉱物。深海底堆積(たいせき)…

南極石 なんきょくいし antarcticite

日本大百科全書(ニッポニカ)
ハロゲン化鉱物の一つ。1965年(昭和40)鳥居鉄也(てつや)(1918―2008)、小坂丈予(おさかじょうよ)(1924―2011)によって報告された新鉱物。強力乾…

沼野石 ぬまのせき numanoite

日本大百科全書(ニッポニカ)
ホウ酸塩鉱物の一つ。2007年(平成19)に当時岡山大学大学院生であった大西政之(まさゆき)らによって岡山県高梁(たかはし)市布賀(ふか)鉱山(閉山)…

戴冠石 たいかんせき Stone of Scone

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
「スクーンの石」とも呼ばれ,スコットランド王が戴冠式のときすわった石。現在はイギリス王の戴冠のとき使われる。古く政治上の要地であったパース…

殺生石 せっしょうせき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
能の曲名。五番目物 (→尾能 ) 。佐阿弥安清作という。鳥羽天皇の宮廷に仕えた玉藻の前 (きつねの化身) が殺されて石と化し害をするのを,後深草天皇…

へそいし【へそ石】

改訂新版 世界大百科事典

ゆらいせき【由来石】

改訂新版 世界大百科事典

ふぇるぐそんせき【フェルグソン石】

改訂新版 世界大百科事典

ほうせき【砲石】

改訂新版 世界大百科事典

アラクラン石 あらくらんせき alacrànite

日本大百科全書(ニッポニカ)
ヒ素(As)の硫化鉱物の一つ。1986年ロシアのポポーバValentina Popovaらによって、カムチャツカ半島のウゾン・カルデラUzon calderaから記載された…

はい‐せき【廃石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 鉱山で採掘したものの中で、選別して廃棄される岩石片。炭鉱のぼたのようなもの。[初出の実例]「ボタ山というものは、〈略〉残余の廃石…

ねぶかわ‐いし(ねぶかは‥)【根府川石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 神奈川県小田原市根府川付近で産出する輝石安山岩。灰黒色。板状。砕石・敷石に用いる。徳川家康の江戸城築城に使用されたことで知られる…

ふっ‐せき【沸石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 アルカリ・アルカリ土類金属元素の含水アルミノ珪酸塩鉱物。多量の水を含有し吹管で熱すると沸騰して発泡する。無色または白色、ガラス光…

じょうざ‐せき(ジャウザ‥)【上座石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 造園で、築山(つきやま)の上にすえる平らで厚い石。[初出の実例]「有る人之露地に、上座石、よけ石、惣して、役石・役樹のかまひなく」(…

せき‐えん【石塩】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 「がんえん(岩塩)」の異称。[初出の実例]「石塩九斤三両」(出典:正倉院文書‐天平勝宝八年(756)六月二一日・東大寺献薬帳)「雅斯必斯…

せき‐おう(‥ワウ)【石黄】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 砒素の硫化鉱物。化学式 As2S3 単斜晶系。温泉の噴気孔から産し、鶏冠石が変質したものとも見られている。黄色で純粋なものは古くから顔…

せき‐がん【石龕】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 石の塔。五輪塔・多宝塔の類。また、岩の崖などを掘って造った岩室。[初出の実例]「然るに、石龕の内に籠て行ふ間に、忽(たちまち)に金の…

せき‐しょう(‥シャウ)【石床】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 石の床(とこ)。石の寝台。[初出の実例]「石床洞に留りて嵐空しく払ふ、玉案林に抛ちて鳥独り啼く〈菅原文時〉」(出典:和漢朗詠集(1018…

せき‐しょうぶ(‥シャウブ)【石菖蒲】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 植物「せきしょう(石菖)」の漢名。[初出の実例]「人参伏令石昌蒲天門冬各二分、酥七両」(出典:参天台五台山記(1072‐73)七)

せき‐そん【石尊】

精選版 日本国語大辞典
=せきそんごんげん(石尊権現)[初出の実例]「石尊の太刀山までは荷ひ棒」(出典:雑俳・筑丈評万句合(1746‐48))

せき‐だい【石台】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 長方形の浅い木箱の四すみに把手(とって)をつけた植木鉢。箱庭を作ったり、盆栽を植えたりするのに用いた。石台①〈金生樹譜別録〉[初出…

せき‐とう【石灯】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 石で造った灯籠。石灯籠。[初出の実例]「飛桟樹杪踏レ雲過、石燈岩頭払レ烟通」(出典:経国集(827)一〇・扈従梵釈寺応制〈淳和天皇〉)[…

せき‐とう【石竇】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 石の穴。[初出の実例]「引二水脈一而通二洪流一、穿二石竇一而下二飛泉一」(出典:本朝文粋(1060頃)一三・祭亀山神文〈兼明親王〉)[そ…

せきひつ‐せき【石筆石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 蝋石の一つ。白・灰・緑色などで不透明、脂肪光沢を持つ。カリウム・酸化アルミニウム・珪酸などを主成分とする。石筆、耐火煉瓦の材料。…

せき‐ふ【石婦】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 子を産まない女性。うまずめ。石女。〔国民経済講話‐乾(1917)〕 〔太玄経‐廓〕② 妻が夫との別離を悲しみ、夫を慕い望んで化したと伝え…

せき‐ぼう【石棒】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 縄文時代の遺物の一つ。安山岩・花崗岩・緑泥片岩などでつくられた棒状の磨製の石器。棒の一端、または両端に頭部をつくったものと、まっ…

せき‐ろう【石楼】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 石造りのたかどの。石で築いた高い建物。[初出の実例]「倚二巖楹一而閑居。登二石楼一而凝睇」(出典:本朝文粋(1060頃)一〇・於禅林寺…

せっ‐き(セキ‥)【石基】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 石の土台。いしずえ。[初出の実例]「孔廟は泉本主水正格別の世話にて出来候処類焼せしよしにて石基等尚存しぬ」(出典:島根のすさみ‐天…

じんぞう‐せき(ジンザウ‥)【人造石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① セメントに砂・花崗岩・石灰岩などの砕石を加えて凝固させ、自然の石に似せて製造した石。土木・建築材料とする。[初出の実例]「一二の…

すえ‐いし(すゑ‥)【据石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 庭などに、庭石としてすえておく石。[初出の実例]「内裏の置石(スヱイシ)の辺にて、馬よりおり冑(かぶと)を脱ぎ」(出典:太平記(14C…

しゃりん‐せき【車輪石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 古墳時代前・中期の碧玉製の腕輪の一種。楕円形または円形、扁平。中央に円孔があり、表面に放射状の彫刻があるので江戸時代にこの名がつ…

しゅ‐せき【酒石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ぶどう酒の醸造で、発酵が進みエタノールの量が増大したときに沈殿してくる固形物。無色柱状結晶。酒石酸水素カリウムが主成分。〔蘭学逕…

モナズ‐いし【モナズ石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( モナズは[英語] monazite から ) セリウム・ランタン・イットリウムなど希土類諸金属の燐酸塩鉱物。単斜晶系。赤色から黄褐色で、半透…

ヘットナー‐せき【ヘットナー石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ヘットナーが大正二年(一九一三)長野県松本市西部、梓川の稲核(いねこき)橋付近で発見した石。氷河によって運ばれたモレーンだという、…

まないた‐いし【俎板石】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙 俎板の形をした石。[初出の実例]「庖丁の手際も庭の俎石骨のあるのを賞翫に、ドレ一料理致して呉れん」(出典:歌舞伎・忠臣蔵年中…

モンモリロン‐せき【モンモリロン石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( モンモリロンはフランスの原産地名 Montmorillon より ) =モンモリロナイト

しゃく‐たい【石帯】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 束帯のときに袍(ほう)の腰をしめるのに用いる帯。せきたい。

しぜん‐せき【自然石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 人為を加えない天然のままの形の石。じねんせき。[初出の実例]「自然石の石碑はいやな事に候 柩の前にて通夜すること無用に候」(出典:仰…

しで‐いし【志手石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 木や葉などが化石となったもの。植物の化石。[初出の実例]「今も木の葉の跡ある石、山中よりとり来る、色くろうして縦理(もくめ)あり。志…

すてご‐いし【捨子石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 氷河によって遠方に運ばれたため、由来のわからなくなった岩塊。迷子石。

いしやき 石焼き

小学館 和伊中辞典 2版
1 (磁器)porcellana(女) 2 〘料〙 ◇石焼きの 石焼きの いしやきの cotto [arrostito] fra la ghia̱ia bollente [(上で)sopra una pietra] …

issékí4, いっせき, 一石

現代日葡辞典
Uma pedra.~ o tōjiru|一石を投じる∥Causar agitação;levantar [fazer] ondas.

てっこう(せき) 鉄鉱(石)

小学館 和伊中辞典 2版
minerale(男) di ferro ¶赤[褐/磁]鉄鉱(石)|ematite(女)[limonite(女)/magnetite(女)]

蛇紋石 ジャモンセキ serpentine

化学辞典 第2版
含水マグネシウムアルミノケイ酸塩鉱物の総称.一般式はMg3(Si2O5)(OH)4,SiはAlによって置換される.Mg3(Si2O5)(OH)4はアンチゴライト,H4Mg2Al2SiO…

石匙 せきひ

旺文社日本史事典 三訂版
つまみ状の突起をもち,鋭い刃をもった縄文時代の打製石器石匕 (せきひ) ともいう。皮をはぐための道具ともいわれるが,より一般的にはナイフとして…

【沙石】させき

普及版 字通
沙や小石。〔史記、項羽紀〕王(劉邦)を圍むこと三匝(さふ)。是(ここ)に於て大風西北よりり、木を折り屋を發(ひら)き、沙石を揚げ、窈冥として晝も(…

石黄 せきおう

日中辞典 第3版
〈鉱〉雌黄cíhuáng.

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