うち‐ちがい(‥ちがひ)【打違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 十字形に交差すること。また、その形。ぶっちがい。すじかい。うちかい。[初出の実例]「右拍子木の打違ひは、川除の具を略し用たるなる…
うち‐ちが・う(‥ちがふ)【打違】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙① ( 「うち」は接頭語 ) 互いに交差する。十字の形になる。② ( 「うち」は接頭語 ) 行き違いになる。道をよける。…
うち‐つど・う(‥つどふ)【打集】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 集まる。寄り合う。[初出の実例]「家内の者打つどひ」(出典:滑稽本・古朽木(1780)五)
うち‐づめ【打爪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鷹の前爪の名称。[初出の実例]「Vchizzume(ウチヅメ)〈訳〉鷹の第一番目の爪」(出典:日葡辞書(1603‐04))
うち‐ど【打処】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 打つべき箇所。打った所。打ちどころ。[初出の実例]「膝(ひざ)ふるひ、太刀(たち)のうちどもおぼえざりける所に」(出典:曾我物語(南北…
うち‐とお・す(‥とほす)【打通】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① 物の一端から一端までつき通す。物の表から裏へ突き貫く。[初出の実例]「无間地獄をうちとほして、風輪際へいなむずれば…
うち‐とおり(‥とほり)【打通】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 寄り道をしないで行くこと。直行。また、素通りすること。[初出の実例]「芝居見たる次手(ついで)などに〈略〉うち…
うち‐はぎ【打剥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 通行人などを刃物で脅したりして金品を奪い取ること。また、その奪い取る人。追い剥ぎ。[初出の実例]「うちはぎ、おいはぎが出ますると申…
うち‐はなち【打放】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 相手を突き放すようなそっけない様子。ぶあいそう。[初出の実例]「侍従もあはれとは見奉りながら、若き心に、打はなちに申しけ…
うち‐ばん【打盤】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① せんたく物を打って柔らかくするための木製の台。[初出の実例]「打盤や桜の吉野小夜衣〈才丸〉」(出典:俳諧・坂東太郎(1679)秋)「糊…
うち‐わけ【打分】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 囲碁で、互いに同じ勝敗になって、ついに勝負がつかないこと。うちわかれ。② 鼓などの打ち方の区別。[初出の実例]「今の世のはやし〈略…
しころ‐うち【錏打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 槌(つち)で、衣を打つこと。[初出の実例]「からきぬや音もからからしころうち」(出典:俳諧・犬子集(1633)四)② 上方歌舞伎の年中行事…
した‐うち【舌打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 舌を、上あごに密着させて、急激に離して音をたてること。おいしい食物を食べたときや、自分の思うとおりにならないときなどにするしぐさ…
しない‐うち(しなひ‥)【撓打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 てのひらを返して打つこと。しなやかなもので打つこと。また、しなやかにぶつかりあうこと。しなえうち。[初出の実例]「西風に柳の枝やし…
たち‐うち【太刀打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( ━する ) 太刀で打ち合い、たたかうこと。[初出の実例]「底の堀に太刀打の音しけり」(出典:承久記(1240頃か)上)② ( ━する ) 張り合…
たん‐だ【短打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 野球で、バットを短く握り、確実に打つ打撃。「短打法」② ( 二塁打以上を長打というのに対していう ) =たんだ(単打)「五本の長短打を…
ちゅうもん‐うち【注文打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 注文によって打ちきたえた刀剣。数打ちに対していう語。
きっこう‐うち(キッカフ‥)【亀甲打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 組紐の一つ。白糸に色糸で亀甲の文様を打ち出した糸組の紐。厚平(あつひら)には表裏両面の亀甲を用いるが、薄平(うすひら)は表を亀甲、裏…
けい‐だ【軽打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 軽く打つこと。軽くたたくこと。[初出の実例]「大人の頭を軽打しながら『先生、先生』と云ってゐた男の声が急に変った」(出典:続百鬼園…
こぶし‐うち【拳打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 互いに拳で打ち合って、勝負する技。拳法の類。〔十巻本和名抄(934頃)〕② 小児の遊戯の一つ。〔随筆・嬉遊笑覧(1830)〕
こし‐うち【腰打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 腰の疲れや痛みをとるために、たたいたりもんだりすること。[初出の実例]「高祖の御出の時に美人をこしらへて腰打にまいらせられた時に…
そうとう‐うち(サウタウ‥)【相当打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =そうどううち(騒動打)
いち‐だ【一打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 野球・ゴルフなどで、ボールを一度打つこと。また、ボクシングなどで、相手に一撃を加えること。
ぶっ‐こみ【打込】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① いろいろなものを入れること。また、そのように作ってあるもの。[初出の実例]「ふところより、ぶっ込のやうな紙袋を出し」(出典:洒落本…
ぶっ‐ちぎり【打千切】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 競走・競技などで、大差をつけること。大きく引き離すこと。「ぶっちぎりで優勝する」
まき‐うち【巻打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =まきかわ(巻川)
ひも‐うち【紐打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 糸をより合わせて紐を作ること。
びわ‐うち(ビハ‥)【琵琶打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 琵琶を弾ずる人。琵琶法師。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「日東の李白が坊に月を見て〈重五〉 巾に木槿をはさむ琵琶打〈荷兮〉…
もの‐うち【物打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 太刀(たち)などで物を打ち切る時、その物に最も多く触れる所。切先(きっさき)から一〇センチメートルほどのところで、刀身が広がりはじめ…
ゆづる‐うち【弓弦打】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 悪霊、魔、けがれなどを除くまじないとして弓の弦をはじいて鳴らすこと。つるうち。鳴弦。ゆみづるうち。[初出の実例]「夜は人にも見え侍…
打敷
- 葬儀辞典
- 仏壇、仏具などの敷物。金欄を用いているものが多い。
うちおに【打鬼】
- 改訂新版 世界大百科事典
うちまき【打蒔】
- 改訂新版 世界大百科事典
打僕
- 小学館 和西辞典
- golpe m.打撲する⌈recibir [sufrir] un golpe頭部を打撲する|⌈recibir [sufrir] un golpe en la cabeza打撲傷contusión f., h…
shín'uchi, しんうち, 心[真]打
- 現代日葡辞典
- (a) O a(c)tor principal [mais importante/famoso];(b) A [O a(c)tor da] mais alta categoria do “rakugo”. ⇒futátsú-mé;z…
かいだ【快打】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 〔野球で〕a clean hit快打を放つget [bang out] a clean hit
开打 kāidǎ
- 中日辞典 第3版
- [動]1 (芝居で)立ち回りをする,殺陣(たて)を演じる.2 <口>殴り合いを始める.3 (バスケットボールや卓球などの)試合を始める.女[…
痛打 tòngdǎ
- 中日辞典 第3版
- [動]ひどく殴る.ぶん殴る.~了一顿dùn/思いきり殴った.
【鞭打】べんだ
- 普及版 字通
- むちうつ。字通「鞭」の項目を見る。
【打起】だき
- 普及版 字通
- おこす。唐・金昌緒〔春怨〕詩 鶯兒を打して 枝上にかしむる(なか)れ く時、妾のをかせ 西に到るを得ざらしめん字通「打」の項目を見る。
【打魚】だぎよ
- 普及版 字通
- 網をうって魚を捕る。宋・汪元量〔湖州歌、九十八首、十七〕詩 手中の、上に抛(なげう)ち ば篷窓をげて、打魚を看る字通「打」の項目を見る。
【打稿】だこう
- 普及版 字通
- 草稿作り。字通「打」の項目を見る。
【打耗】だこう(かう)
- 普及版 字通
- 鬼やらい。〔演繁露、六、臘鼓〕湖州の土俗、の十二、人家多く鼓を設けて之れを亂れ(う)つ。晝夜停(や)めず、來年正ばに至りて乃ち止む。~此れを打…
【打坐】だざ
- 普及版 字通
- 結跏趺坐して冥想する。宋・文天祥〔遺興、二首、二〕詩 笑ふこと(なか)れ、人のしく打坐するを 雄も收斂すれば(すなは)ち仙字通「打」の項目を見…
【打標】だひよう
- 普及版 字通
- 表彰する。字通「打」の項目を見る。
打表 dǎ//biǎo
- 中日辞典 第3版
- [動]<口>(タクシーが)メーターで走る.
打春 dǎchūn
- 中日辞典 第3版
- 1 [動][-//-]張り子のウシをむちで打つ.▶ウシが耕作に励み,豊作となることを祈願して立春に行われる.2 [名]1 立春.2 <旧>(湖南省一帯で旧正…
打逗 dǎdòu
- 中日辞典 第3版
- [動]おどける;うれしそうにはしゃぐ.
打幡 dǎfān
- 中日辞典 第3版
- [名]葬式.▶喪主が白い幡(のぼり)を持って棺の前に立つことから.
打更 dǎ//gēng
- 中日辞典 第3版
- [動]<旧>夜回りをする.~的/夜回り.夜番.▶“更”は一晩を5等分した時間の単位.