回転スペクトル カイテンスペクトル rotation spectrum
- 化学辞典 第2版
- 分子回転の量子化されたエネルギー状態.すなわち,回転準位の間で起こる遷移によるスペクトルをいう.遠赤外領域からマイクロ波領域,まれにはラジ…
グリココール酸
- 栄養・生化学辞典
- C26H43NO6 (mw465.63). 胆汁酸の一種であるコール酸がグリシンと抱合した化合物.解毒に重要な機能を果たす.
オイゲノール
- 栄養・生化学辞典
- C10H12O2 (mw164.20). ピメンタ油,チョウジ油などの精油中に存在する香気物質.オールスパイス,バジル,ローリエなどにも存在.香料として用…
ジブチルヒドロキシトルエン
- 栄養・生化学辞典
- C15H24O (mw220.36). ブチルヒドロキシトルエンともいう.BHTと略す.酸化防止剤として使われる食品添加物.脂溶性で油脂の酸化を防止する.
硫酸マグネシウム
- 栄養・生化学辞典
- MgSO4・7H2O (mw246.48). 微生物培養に栄養成分として利用するほか,苦り(にがり)として豆腐の製造に用いる.また,下剤にもなる.
ヒベルニア Hibernia
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アイルランドの古名称。古代ギリシア・ローマの記述にはこの名称で表記されていた。ほかに Lerne,Louernia,(H)iberiの名称でも呼ばれた。
こうとう‐おん【喉頭音】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 喉頭、ことに声門を用いる言語音。喉頭をせばめ気流を摩擦して発する〔h〕と、声門を急に開いたり閉じたりして発する〔〕とがある。
げんそ‐きごう(‥キガウ)【元素記号】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 元素の種類を表わす記号。水素H、酸素Oなど、元素名のラテン語、英語、ドイツ語、フランス語などの頭文字をとって万国共通に用いられる…
マンガン化合物 マンガンカゴウブツ manganese compound
- 化学辞典 第2版
- マンガンは酸化状態がきわめて多く,酸化数-3~7までの化合物が知られている.(1)Mn-Ⅲ:[Mn-Ⅲ(CO)4]3-,Mn(NO)3CO[CAS 14951-98-5]は四面体型構…
レチニルアセテート
- 栄養・生化学辞典
- C22H32O2 (mw328.50). 酢酸レチノールともいう.レチノール(ビタミンA)の比較的安定な誘導体.
兵営国家【へいえいこっか】
- 百科事典マイペディア
- garrison stateの訳。現代において,軍国主義と官僚統制が結合してつくりだす国家の類型。H.ラスウェルの命名。
アスパラギン
- 栄養・生化学辞典
- C4H8N2O3 (mw132.12). アスパラギン酸のβ位のカルボキシル基が酸アミドとなったアミノ酸.可欠アミノ酸.
テトラセン(tetracene)
- デジタル大辞泉
- 4個のベンゼン環が直線状に縮合した芳香族炭化水素。アセン類の一つ。化学式C18H12 テトラセン環。
イソ吉草酸アミル
- 栄養・生化学辞典
- C10H20O2 (mw172.27).(CH3)2CHCH2COOCH2CH2CH(CH3)2.香料として使われる食品添加物.
メバロン酸
- 栄養・生化学辞典
- C6H12O4 (mw148.16). 火落酸ともいう.生体内でのコレステロール,カロテノイド,補酵素Qなどの合成中間体.
ヒドロキシインドール酢酸
- 栄養・生化学辞典
- C10H8NO3(mw190.18). セロトニンの代謝生成物の一つ.カロテノイド症候群などの場合に血中濃度が上昇する.
エルゴメトリン
- 栄養・生化学辞典
- C19H23N3O2 (mw325.41). エルゴノビンともいう.麦角アルカロイドの成分でリゼルギン酸とL-β-アミノプロパノールとのアミド.
カコジル(データノート) かこじるでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カコジル(ジカコジル)分子式C4H12As2分子量210.0融点-6℃沸点165℃分解点約400℃[参照項目] | カコジル
バイアグラ バイアグラ viagra
- 化学辞典 第2版
- C22H30N6O4S(474.6).ホスホジエステラーゼの阻害剤で,インポテンツの改善薬として使われている.[CAS 171599-83-0]
ヘクト hecto-
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 単位の 102 倍 (100倍) を表わすSI接頭語。記号はh。たとえば 1ha=100aである。ギリシア語のヘカトン (100) に由来する。
リン酸肥料 リンサンヒリョウ phosphatic fertilizer
- 化学辞典 第2版
- リンを含む肥料.天然に産出したリン鉱石のままで用いるものと,リン鉱石に化学処理をしたものとがある.(1)リン鉱石からつくられるリン酸肥料:過リ…
ベンゾイルチアミンジスルフィド
- 栄養・生化学辞典
- C38H42N8O6S2 (mw770.94). ビタミンB1を補給する栄養強化剤として用いられる.
ジュール‐トムソンの膨張係数【Joule-Thomson expansion coefficient】
- 法則の辞典
- 断熱膨張に際しての圧力変化による温度変化勾配(&partial;T/&partial;p)H をいう.単にジュール‐トムソン係数*ということも多い.
ペディグリー〔プロレス〕
- デジタル大辞泉プラス
- プロレスの技のひとつ。相手の顔面を床に叩きつけるフェイス・バスターのバリエーションで、アメリカ人レスラー、トリプルHのオリジナル技。
クマリン(データノート) くまりんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- クマリン分子式C9H6O2分子量146.1融点71℃沸点301.7℃[参照項目] | クマリン
ジュレン durene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C10H14 。1,2,4,5-テトラメチルベンゼンのこと。融点 80℃,沸点 191~193℃の昇華性固体。
テトラニトロシル鉄(0) テトラニトロシルテツ tetranitrosyl iron(0)
- 化学辞典 第2版
- Fe(NO)4.(N2O2)2- で架橋している二量体 [Fe(NO)4]2 = [{Fe(NO)3}2(μ-N2O2)](351.7)で,IUPAC体系名はμ-ビス(オキシドニトラト)(N-N)(2-)ビス(ト…
ウレタン
- 百科事典マイペディア
- カルバミン酸のエステルをいうが,普通はエチルエステルH2NCOOC2H5(無色の結晶,融点48.2℃,沸点184℃)をさす。水やアルコールによく溶け,溶液は多…
カリミョウバン(明礬)【カリみょうばん】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はKAl(SO4)2・12H2OまたはK2SO4・Al2(SO4)3・24H2O。比重1.757。正八面体,無色の結晶。熱すると結晶水に溶ける(92℃)。水によく溶け,水…
ビニル化 (ビニルか) vinylation
- 改訂新版 世界大百科事典
- 有機化合物分子にアルケニル基-CH=CHRを導入する反応の総称。R=Hの場合だけ,すなわち-CH=CH2をビニル基というので,R≠Hの場合についてもビニル…
酸素アセチレン炎 さんそあせちれんえん oxyacetylene flame
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- それぞれの高圧容器に収められた酸素とアセチレンをバーナーに導き、混合して点火すると得られる炎。3000℃に達する高温度が得られ、金属の切断や溶接…
けん化 ケンカ saponification
- 化学辞典 第2版
- エステルがアルカリと反応して,アルコールと酸のアルカリ塩となること.たとえば, CH3COOC2H5 + NaOH → C2H5OH + CH3COONa この反応速…
ミリセチン ミリセチン myricetin
- 化学辞典 第2版
- 3,5,7-trihydroxy-2-(3,4,5-trihydroxyphenyl)-4H-1-benzopyran-4-one.C15H10O8(318.24).フラボノールの一種.配糖体ミリシトリン(3-ラムノシド)と…
ヨージルベンゼン ヨージルベンゼン iodylbenzene
- 化学辞典 第2版
- iodoxybenzene.C6H5IO2(236.01).ヨードベンゼンをペルオキソ二硫酸で,あるいはヨードシルベンゼンC6H5IOを次亜塩素酸などで酸化すると得られる.…
合成高分子 ごうせいこうぶんし synthetic polymer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 動植物体を構成している蛋白質,繊維素,デンプンや天然ゴム,にかわなどを天然高分子というのに対して,合成樹脂や合成繊維など人工的につくった高…
スルファミン
- 百科事典マイペディア
- p‐アミノベンゼンスルホンアミドとも。分子式H2NC6H4SO2NH2。白色結晶または粉末,無臭。サルファ剤の母体。1908年に合成され,1935年プロントジルと…
セーレンセンのpH値【Sørensen's pH scale】
- 法則の辞典
- 水溶液中の水素イオン濃度を表す指標として,デンマークのセーレンセン(S. P. L. Sørensen)が最初に導入したもの.彼は水溶液中の無機酸の…
臭素水 シュウソスイ bromine water
- 化学辞典 第2版
- 臭素の水溶液.赤褐色.普通,飽和溶液(20 ℃,3.46%)をいう.6.2 ℃ 以下で水和物Br2・8H2Oをつくる.可視光・近紫外光により次のように分解する. …
アセトアルデヒドジエチルアセタール アセトアルデヒドジエチルアセタール acetaldehyde diethyl acetal
- 化学辞典 第2版
- 1,1-diethoxyethane.C6H14O2(118.18).CH3CH(OC2H5)2.ジエチルアセタールともいう.アセトアルデヒドとエタノールとを少量の鉱酸存在下に加熱する…
ピリダジン ピリダジン pyridazine
- 化学辞典 第2版
- 1,2-diazine.C4H4N2(80.09).マレインアルデヒド(2-ブテンジアール)OHCCH=CHCHOとヒドラジンH2NNH2とを縮合させると得られる.ピリジンに似た臭いを…
中和
- 栄養・生化学辞典
- 酸から生じるH+と塩基から生じるOH−が反応して水になり,酸,塩基の性質を示さなくなる現象.
ミリセチン
- 栄養・生化学辞典
- C15H10O8 (mw318.24). フラボノールの一つで,配糖体として植物界に広く分布している.
ラクチュロース
- 栄養・生化学辞典
- C12H22O11 (mw342.30). 二糖の一つ.ラクトースのグルコース部分がフルクトースになった形の糖.
カテコール(データノート) かてこーるでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カテコール分子式C6H6O2分子量110.1融点105℃沸点245℃比重1.344[参照項目] | カテコール
樟脳(データノート) しょうのうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 樟脳分子式C10H16O分子量152.24融点179℃沸点208℃引火点93℃[参照項目] | 樟脳
ナフトキシ ナフトキシ naphthoxy
- 化学辞典 第2版
- ナフトールのヒドロキシ基からH原子を除いた置換基の名称.1-ナフトキシ(α-ナフトキシ)および2-ナフトキシ(β-ナフトキシ)がある.
同位体効果 (どういたいこうか) isotope effect
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 速度論的同位体効果同位体の質量の相違によって起こる物理的・化学的効果。効果は原子番号の小さい元素が関与するほど著しい。たとえば結合…
アスコルビン酸2硫酸
- 栄養・生化学辞典
- C6H8O9S (mw256.19). 広く生体に分布.人尿にも排泄される.霊長類ではアスコルビン酸としての生理作用を示さない.
ドーパ
- 栄養・生化学辞典
- C9H11NO4 (197.19). ジヒドロキシフェニルアラニン.カテコールアミンの一つ.体内に遊離型で存在する.チロシンの代謝中間体で,メラニン色素…
氷酢酸
- 栄養・生化学辞典
- C2H4O2 (mw60.05).CH3COOH.純度の高い酢酸で,気温が下がると氷のように固化することから命名されている.