無水酢酸
- 栄養・生化学辞典
- C4H6O3 (mw102.09).(CH3CO)2O.エタン酸無水物ともいう.アセチル化剤,縮合剤として使われる.
ロイシン
- 栄養・生化学辞典
- C6H13NO2 (mw131.18). タンパク質に常在する疎水性アミノ酸で,必須アミノ酸の一つ.分枝アミノ酸の一つでもある.
無水フタル酸(データノート) むすいふたるさんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 無水フタル酸分子式C8H4O3分子量148.1融点131.8℃沸点285℃比重1.527[参照項目] | 無水フタル酸
ミラー指数【Miller index】
- 法則の辞典
- 結晶面は,結晶軸 x,y,z を座標軸とする平面方程式として表現できる.すなわち である.ここで x,y,z は座標,a,b,c は軸率である.だから h…
地平座標 ちへいざひょう horizontal system of coordinates
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 天球座標において,地球上の観測における地平線を主圏にとったものをいう。一般の球面座標 (r,θ, ) における方位角 を地平座標では方位角 Aといい…
焦電効果 しょうでんこうか pyroelectric effect
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 電気石,酒石酸などの強誘電体の結晶体の一部を加熱した際に,表面に誘電分極により電荷が現れる現象。温度の上昇によって分極が減少し,それに見合…
プロフューモ事件 プロフューモじけん Profumo Affair
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1963年6月,イギリスの H.マクミラン保守党内閣の陸軍大臣 J.プロフューモの起こしたコールガールとのスキャンダル。このコールガールがソ連のスパイ…
クロムミョウバン くろむみょうばん chrome alum
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 3価の金属イオンとしてクロム(Ⅲ)を含むミョウバンで、一般式MCr(SO4)2・12H2Oで表される。1価陽イオンMとしては、カリウム、ナトリウム、ルビジウム…
アニシジン アニシジン anisidine
- 化学辞典 第2版
- methoxyaniline.C7H9NO(123.16).C6H4(OCH3)NH2.o-,m-およびp-アニシジンの3種類の異性体がある.いずれもニトロアニソールを還元してつくられ,…
原子屈折 ゲンシクツセツ atomic refraction
- 化学辞典 第2版
- 化合物の分子屈折の加成性にもとづいて,分子屈折を構成原子ごとにわりふったもの.たとえば,NaのD線に対し,C 2.42,H 1.10で,シクロヘキサン(cyc…
ナリンゲニン
- 栄養・生化学辞典
- C15H12O5 (mw272.26). フラボノイドの一種.配糖体はナリンギンで,ナツダイダイなどに含まれる.
ヒスチジン
- 栄養・生化学辞典
- C6H9N3O2 (mw155.16). タンパク質を構成するアミノ酸の一つで,塩基性アミノ酸の一つ.
ヘキセナール
- 栄養・生化学辞典
- C6H10O(mw98.14).CH3CH2CH=CHCH2CHO. 青葉アルデヒドともいい香料として用いる.
イソフタル酸(データノート) いそふたるさんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イソフタル酸分子式C8H6O4分子量166.1融点348.5℃沸点(昇華)[参照項目] | イソフタル酸
イソプロテレノール
- 栄養・生化学辞典
- C11H17NO3 (mw211.26). イソプロピルノルアドレナリンともいう.エピネフリンのイソプロピル誘導体で,エピネフリンのβレセプターのアゴニスト…
エキリン
- 栄養・生化学辞典
- C18H20O2 (mw268.36). 妊馬の尿中に見いだされたエストロゲンの一種.弱いエストロゲン作用がある.
キサントフィル
- 栄養・生化学辞典
- (1) カロテノールともいう.ヒドロキシル基をもつ,カロテノイドの総称.(2) C40H56O2 (mw568.89). ルテインともいう.
ビオチン
- 毛髪用語集
- ビタミンHの別称。脂肪やタンパク質の代謝に関与しているほか、細胞の成長や神経組織にも必要である。
テトリル(データノート) てとりるでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- テトリル分子式C7H5N5O8分子量287.1融点129.4℃沸点186℃(爆発)[参照項目] | テトリル
全微分【ぜんびぶん】
- 百科事典マイペディア
- 2変数x,yの関数f(x,y)が一点(a,b)で偏微分可能で,f(a+h,b+k)−f(a,b)=hf(/x)(a,b)+kf(/y)(a,b)+ε(h,k)とおいたとき,h→…
平衡定数 へいこうていすう equilibrium constant
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 化学反応が平衡に達したとき、原系と生成系との量的関係を示す定数。次のような化学反応 aA+bB+cC+…… lL+mM+nN+……の平衡では、質量作用…
管理過程学派 かんりかていがくは management process school
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 経営管理者の活動は何かという観点から,経営管理の基本的機能を過程的に分析し,計画化,組織化,指揮および統制の概念構造に基づいて経営管理の研…
ホスフィン錯体 ホスフィンサクタイ phosphine complex
- 化学辞典 第2版
- ホスフィン誘導体PR3,P(OR)3,ハロゲン化リンPX3は,一酸化炭素COと同様にσ電子供与体,π電子受容体の両方の性質をもち,金属に配位して低原子価金…
アゾベンゼン アゾベンゼン azobenzene
- 化学辞典 第2版
- diphenyldiazene.C12H10N2(182.23).C6H5N=NC6H5.ニトロベンゼンをアルカリ性で還元するか,アニリンやヒドラゾベンゼンを酸化すれば生成する.た…
トルエンスルホン酸 トルエンスルホンサン toluenesulfonic acid
- 化学辞典 第2版
- C7H8O3S(172.20).C6H4(CH3)SO3H.o-,m-,p-トルエンスルホン酸の3種類の異性体がある.o-トルエンスルホン酸:トルエンのスルホン化でp-トルエンス…
ナフタレンスルホン酸 ナフタレンスルホンサン naphthalenesulfonic acid
- 化学辞典 第2版
- C10H8O3S(208.23).C10H7SO3H.1-および2-ナフタレンスルホン酸の2種類の異性体があり,スルホン化の条件によって両者の生成比が異なる.すなわち,…
臭素酸 (しゅうそさん) bromic acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式HBrO3。水溶液としてのみ存在する。低温で減圧により約50%(重量)まで濃縮できるが(溶液の組成はHBrO3・7H2Oにほぼ相当する),さらに濃縮し…
クリプタイト
- 岩石学辞典
- 白粒岩,ヘレフリンタ,レプタイトなどの細粒の変成岩に使用する語[Högbom : 1908].細粒の石灰岩であるミクライト(micrite)を指すことがあ…
かた‐こう〔‐カウ〕【形鋼】
- デジタル大辞泉
- 一定の断面形状をもつように圧延して作った長い鋼材。断面形状により、山形鋼・I形鋼・T形鋼・H形鋼・溝形鋼などという。
次ホウ酸 ジホウサン hypoboric acid
- 化学辞典 第2版
- H4B2O4(89.65).テトラオキソ二ホウ酸(B-B)四水素(HO)2B-B(OH)2のこと.なお,二ホウ酸とは別のものである.
ピリミジン(pyrimidine)
- デジタル大辞泉
- 複素環式化合物の一。塩基性で、強い刺激臭のある無色の結晶。化学式C4H4N2
ビー‐ティー‐ビー【BTB】[bromothymol blue]
- デジタル大辞泉
- 《bromothymol blue》ブロモチモールブルー。淡黄色の粉末で、溶液をピーエッチ指示薬として使う。分子式C27H28Br2O5S
ヒドロキシメチルフルフラール
- 栄養・生化学辞典
- C6H6O3 (mw126.11). 炭水化物が加熱されて脱水すると生成する.カラメル生成の代謝中間体.
コルチゾン
- 栄養・生化学辞典
- C21H28O5 (mw360.45). 副腎皮質で作られるステロイドホルモンで,グルココルチコイドとしての活性がコルチゾールに次いで強い.
中性酸化物 ちゅうせいさんかぶつ neutral oxide
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 酸性も塩基性も示さない酸化物。たとえば,水 H2O ,一酸化炭素 CO ,一酸化二窒素 N2O など。
ミヒラーケトン(データノート) みひらーけとんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ミヒラーケトン分子式C17H20N2O分子量268.4融点174℃沸点360℃(わずかに分解)[参照項目] | ミヒラーケトン
ナルチスとゴルトムント Narziss und Goldmund
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ドイツの作家 H.ヘッセの小説。 1930年刊。精神と魂,認識と芸術の本質の二元性の問題を扱った作品。
水素伝達系 すいそでんたつけい hydrogen transport system
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 電子伝達系,水素輸送系などともいう。細胞内で呼吸経路の末端に位置していて,クレブス回路の運行によって呼吸基質から得られた水素Hは,還元型補酵…
トレオース(threose)
- デジタル大辞泉
- アルドースに分類されるテトロースの一。二つの不斉炭素原子をもつ。異性体にエリトロースがある。化学式C4H8O4
エンドリン
- 栄養・生化学辞典
- C12H8Cl6O (mw380.91). 有機塩素系農薬の一つ.ディルドリンの異性体.使用はほぼ全面的に禁止となった.
エライジン酸(データノート) えらいじんさんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- エライジン酸分子式C18H34O2分子量282.5融点44.5℃沸点234℃/15mmHg比重0.8701[参照項目] | エライジン酸
ナイトレン ナイトレン nitrene
- 化学辞典 第2版
- ニトレンともいう.一般式R-N:で表される一価の窒素化合物の名称.不安定な反応中間体としてのみ存在する.二価炭素化合物であるカルベンと等電子構…
あんそくこう‐さん〔アンソクカウ‐〕【安息香酸】
- デジタル大辞泉
- 安息香を昇華して得られる白色針状結晶。最も簡単な芳香族カルボン酸。防腐剤・媒染剤・医薬品・合成繊維原料などに利用。化学式 C6H5COOH
アセト酢酸エチル
- 栄養・生化学辞典
- C6H10O3 (mw130.14).CH3CO-CH2COOCH2-CH3.イチゴの香りのある合成香料で,多くの食品に使われる食品添加物.
ノルエピネフリン
- 栄養・生化学辞典
- C8H11NO3 (mw169.18). ノルアドレナリンともいう.副腎髄質のホルモン.その他交感神経終末などからも分泌される.血圧上昇,血糖上昇作用など…
フラボノール flavonol
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C15H10O3 。3-オキシフラボンに相当する。黄色色素として植物界に広く分布している。染料として利用されたこともある。 (→フラボン )
シオノン シオノン shionone
- 化学辞典 第2版
- C30H50O(426.72).キク科シオンAster tataricus Linne fil.の根から単離される四環性トリテルペン.融点161~162 ℃.-56.1°(クロロホルム).[CAS 10…
ヒポグリシン
- 栄養・生化学辞典
- C7H11NO2 (mw141.17). カリブ地方でとれる果実,アキーの未熟な果実に含まれる物質で,有毒.
ピリドキサール
- 栄養・生化学辞典
- C8H9NO3 (mw167.16)(構造式→ビタミンB6). ビタミンB6の活性をもつ化合物の一つ.
フェニル酢酸イソアミル
- 栄養・生化学辞典
- C13H18O2(mw206.29). 甘い香気を有する化合物で,着香剤として使われる食品添加物.