フェノール
- 栄養・生化学辞典
- C6H6O (mw 94.11). 石炭酸ともいう.ヒドロキシル基の水素が解離して酸の性質を示す.
ダイジン
- 栄養・生化学辞典
- C21H20O9 (mw416.38). フラボノイド配糖体の一つ.イソフラボンで,アグリコンがダイゼイン.ダイズなどに含まれる.
カフェイン
- 栄養・生化学辞典
- C8H10N4O2 (mw194.19). 茶やコーヒーに含まれる神経興奮作用,利尿作用のある物質.
イソ吉草酸エチル
- 栄養・生化学辞典
- C7H14O2 (mw130.19).(CH3)2CHCH2COOCH2CH3.香料として使われる食品添加物.
海泡石【かいほうせき】
- 百科事典マイペディア
- 灰白色または黄赤色か青緑色を帯びた繊維状の鉱物。蛇紋岩,スカルン,温泉沈殿物などに産出。化学式はMg4Si6O15(OH)2・6H2Oで,Al,Fe,Na,Hを少…
硫酸カルシウム【りゅうさんカルシウム】
- 百科事典マイペディア
- 化学式はCaSO4。比重2.96,融点1450℃。無色の結晶。硬度3.5。水に不溶。カルシウム塩水溶液と硫酸塩水溶液との複分解により,66℃以下では無水和物,…
ハイパーソルバス花崗岩
- 岩石学辞典
- ボーエンとタトルが,Ab-Or-H2O系とAb-Or-SiO2-H2O系の相関係と,存在する長石相の種類を基礎にした分類.バイパーソルバス花崗岩は一種類のアルカリ…
ベイカー‐ネイサン効果【Baker-Nathan effect】
- 法則の辞典
- 「超共役効果」ともいう.1935年にベイカー(J. W. Baker)とネイサン(W. S. Nathan)がアルキル置換のハロゲン化ベンジルとピペリジンの求核置換反…
洗濯ソーダ せんたくそーだ washing soda
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 結晶ソーダ、ザルソウなどともいう。通常、炭酸ナトリウム十水和物Na2CO3・10H2Oをさすが、一水和物や、炭酸水素ナトリウムとの複塩であるセスキ炭酸…
ローガン山 ローガンさん Mount Logan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- カナダの最高峰。ユーコン准州の南西隅のセントエライアス山脈にある。標高 5959m。北アメリカ大陸ではデナリ(マッキンレー山。アメリカ合衆国。619…
アンチモン酸 アンチモンさん antimonic acid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 五酸化二アンチモン Sb2O5 の水和物の名称。ヘキサクロロアンチモン酸の加水分解によってつくられる。 2HSbCl6+5H2O→Sb2O5+12HCl 無色の粉末で,水…
硫酸ニッケル(Ⅱ)アンモニウム リュウサンニッケルアンモニウム ammonium nickel(Ⅱ) sulfate
- 化学辞典 第2版
- (NH4)2Ni(SO4)2・6H2O(394.99).硫酸ニッケル(Ⅱ)水溶液を硫酸で酸性にし,硫酸アンモニウム水溶液を加えて濃縮すると得られる.複塩.青緑色の結晶.…
ロゼオ塩 ロゼオエン roseo salt
- 化学辞典 第2版
- アクアペンタアンミン金属(Ⅲ)錯体[MⅢ (NH3)5(H2O)]X3(M = Co,Cr.X = 主として一価の陰イオン)の通称.れんが赤色の結晶.ロゼオはバラ色の意味.…
アロファン酸 アロファンサン allophanic acid
- 化学辞典 第2版
- C2H4N2O3(104.06).H2NCONH-COOH.遊離の酸は単離できないが,塩やエステルとして得られる.エステルは,尿素にクロロギ酸エステルを作用させるか,…
インドキシル酸 インドキシルサン indoxylic acid
- 化学辞典 第2版
- 3-hydroxy-1H-indole-2-corboxylic acid.C9H7NO3(177.16).N-(o-カルボキシフェニル)グリシンのナトリウム塩を水酸化ナトリウムとともに減圧下,加…
トリクロロトリエチルジアルミニウム トリクロロトリエチルジアルミニウム triethyldialuminium trichloride
- 化学辞典 第2版
- C6H15Al2Cl3(247.50).(C2H5)3Al2Cl3.トリエチルアルミニウムと三塩化アルミニウムとを冷却しながら混合すると生成する.無色の液体.融点-20 ℃,…
ジエチルアミン ジエチルアミン diethylamine
- 化学辞典 第2版
- C4H11N(73.14).(C2H5)2NH.第二級アミンの一つ.ヨウ化エチルとアンモニアとの反応で生成する.p-ニトロソジエチルアニリンをアルカリ溶液と加熱し…
リン酸トリフェニル リンサントリフェニル triphenyl phosphate
- 化学辞典 第2版
- C18H15O4P(326.29).(C6H5O)3P=O.フェノールと塩化ホスホリルを無溶媒で加熱し,発生する塩化水素を除去したのち,減圧蒸留すると得られる.融点49…
ベンゼンスルホンアミド ベンゼンスルホンアミド benzenesulfonamide
- 化学辞典 第2版
- C6H7NO2S(157.19).ベンゼンスルホニルクロリドとアンモニアから合成される.無色の針状晶.融点147~148 ℃.熱エタノール,エーテルに易溶,アルカ…
吸熱反応 きゅうねつはんのう endothermic reaction
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 化学反応が進行するにつれて、熱を吸収する反応をいう。これに対し、熱を発生する反応を発熱反応という。化学反応が一定の温度の下で原系から生成系…
硫酸カドミウム リュウサンカドミウム cadmium sulfate
- 化学辞典 第2版
- CdSO4(208.47).金属カドミウム,酸化カドミウム,硝酸カドミウム,炭酸カドミウムを希硫酸に溶かし,室温で結晶化させるとCdSO4・(8/3)H2Oが得られる…
ピロリン(燐)酸 (ピロりんさん) pyrophosphoric acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式H4P2O7。二リン酸diphosphoric acidともいう。オルトリン酸H3PO4が脱水縮合してできる四塩基酸である。オルトリン酸(85%)を減圧下,約180℃で…
ユニタリ変換 (ユニタリへんかん) unitary transformation
- 改訂新版 世界大百科事典
- n次元複素ベクトル空間Cnにおける一次変換は複素数を成分とするn次正方行列で表される。そのような行列A=(aij)に対して,を成分とする行列(すな…
プランクの放射式 プランクのほうしゃしき Planck's formula of radiation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 温度 T の黒体放射のエネルギースペクトル u(ν,T) に対して,1900年に M.プランクが導いた関係式をいう。ただし ν は熱放射の振動数である。プラン…
酢酸クロム (さくさんクロム) chromium acetate
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 酢酸クロム(Ⅱ) 酢酸クロム(Ⅲ)酸化数ⅡおよびⅢの化合物が知られている。酢酸クロム(Ⅱ)化学式Cr(CH3COO)2。無水和物および1水和物が…
テトラサイクリン系抗生物質 テトラサイクリンケイコウセイブッシツ tetracycline antibiotics
- 化学辞典 第2版
- 放線菌Streptomyces aureofaciensやS.rimosusなどが産生する,共通の四環母核をもつ一群の抗生物質.(1)クロルテトラサイクリン:C22H23ClN2O8(478.8…
リファンピシン(rifampicin)
- デジタル大辞泉
- 細菌のRNA合成開始反応を阻害する抗生物質。結核やハンセン病の治療に用いられる。化学式C43H58N4O12 リファンピン。RFP。
レバミソール
- 栄養・生化学辞典
- C11H12N2S (mw204.30). 寄生虫を駆除する駆虫薬として使われるほか,がん患者の免疫増強剤としても使われる薬剤.
シクロペンタジエニドイオン シクロペンタジエニドイオン cyclopentadienide ion
- 化学辞典 第2版
- C5H5-(65.09).非ベンゼン系芳香族化合物の一つで,一価の陰イオンである.負電荷は五員環上に非局在化し,D5h の対称性を有する.シクロペンタジエ…
クロロギ酸エステル クロロギサンエステル chloroformic ester
- 化学辞典 第2版
- クロロ炭酸エステルともいう.遊離のクロロギ酸(Cl-COOH)は存在しないが,エステルにはクロロギ酸メチル(ClCOOCH3)やクロロギ酸エチル(ClCOOC2H5)な…
一電子結合 イチデンシケツゴウ one-electron bond
- 化学辞典 第2版
- 二つの原子が1個の電子を共有して形成する結合をいう.水素分子イオン H2+ は,1個の電子が結合に関与している.この結合の形成は,原子軌道法によ…
化学方程式【かがくほうていしき】
- 百科事典マイペディア
- 化学反応を,反応物質や生成物質を示す化学式と係数および等号を使って表した式。たとえば2H2+O2=2H2O。反応の前後における物質の種類を表すだけで…
クマリン クマリン coumarin, coumalin, cumalin
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】coumarin.2H-1-benzopyran-2-one.C9H6O2(146.15).o-ヒドロキシケイ皮酸のラクトン.クローバーをはじめ各種の植物中に含まれる芳香成分.サ…
ガラクタル酸 ガラクタルサン galactaric acid
- 化学辞典 第2版
- C6H10O8(210.14).粘液酸,ムチン酸ともいう.アルダル酸の一種.ガラクトース,ガラクトン酸,ラクトース,ガラクタンなどの硝酸酸化により得られる…
ライエートイオン ライエートイオン lyate ion
- 化学辞典 第2版
- 両性溶媒SHは,次式のように自己プロトリシスする.SH + SH SH2+ + S-ここで,S- のように溶媒がプロトンを放出して生じたイオンをライエート…
パラチオン parathion
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- C10H14NO5PS 。殺虫剤。沸点 157~162℃/0.6mmHg の黄色液体。三塩化リン,硫黄,アルコール,ナトリウム,ニトロフェノールを原料として合成。リンを…
さらし粉
- 栄養・生化学辞典
- 次亜塩素酸カルシウムともいう.主成分はCaCl2・Ca(OCl)2・2H2O.殺菌効果が利用される.
プロピオン酸
- 栄養・生化学辞典
- C3H6O2 (mw249.91).CH3CH2COOH. 保存料,着香剤として使われる食品添加物.
プロピルガレート
- 栄養・生化学辞典
- C10H12O5 (mw212.20). 没食子酸プロピルともいう.抗酸化剤として使われる食品添加物.
まいじ‐シーベルト【毎時シーベルト】
- デジタル大辞泉
- 1時間あたりのシーベルト量。記号Sv/h。1時間あたりに生体が受ける放射線被曝の大きさを表す。シーベルト毎時。
単座配位子 タンザハイイシ monodentate ligand
- 化学辞典 第2版
- 金属イオンと1個の原子で結合する配位子をいう.たとえば,NH3,H2O,CN-,CO,NCS-など.
未成年者の年次有給休暇
- 人材マネジメント用語集
- ・職業能力開発促進法の認定を受けて職業訓練を受けている20歳未満の未成年者の年次有給休暇は、12労働日を与えなければならない。(労働基準法第72条…
イプシロンロケット いぷしろんろけっと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本の固体ロケット技術の維持・発展、および安全保障、地球観測、宇宙科学・探査等の中型衛星の効率的な打上げを目的に、宇宙航空研究開発機構(JAX…
非水溶媒滴定 ひすいようばいてきてい nonaqueous titration
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 非水溶媒中で行う中和滴定(酸塩基滴定)。非水溶液滴定ともいう。酸や塩基が非常に弱くて水溶液中で滴定できない場合、多くは適当な非水溶媒中では…
クエン(枸櫞)酸 (くえんさん) citric acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 クエン酸ナトリウムsodium citrate クエン酸鉄アンモニウム三塩基性ヒドロキシカルボン酸の一種。レモン,ミカンなどのかんきつ(柑橘)…
アミノナフトールスルホン酸 アミノナフトールスルホンサン aminonaphtholsulfonic acid
- 化学辞典 第2版
- 各種アミノナフトール類のモノおよびジスルホン酸の総称.多数が考えられるが実用上重要なものは次に述べるスルホン酸類で,それぞれ示したような通…
ドーパミン
- 栄養・生化学辞典
- C8H11NO2 (mw153.18). カテコールアミンの一つ.神経伝達物質であり,またエピネフリン,ノルエピネフリン合成の前駆体でもある.
ホルボール
- 栄養・生化学辞典
- C20H28O6 (mw364.44). クロトン油に含まれる発がんプロモーター.細胞のプロテインキナーゼCを活性化する作用がある.
エライジン酸
- 栄養・生化学辞典
- C18H34O2(mw282.47).脂肪酸の一つ.trans-9-オクタデセン酸.CH3(CH2)7CH=CH(CH2)7COOH
エリトロース
- 栄養・生化学辞典
- C4H8O4 (mw120.10). [α]D−32°.アルドテトロースの一種.エリトロース4-リン酸エステルは,ペントースリン酸回路の中間体.