「H」の検索結果

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シアヌル酸 シアヌルサン cyanuric acid

化学辞典 第2版
2,4,6-trihydroxy-1,3,5-triazine.C3H3N3O3(129.07).三臭化シアヌルC3N3Br3の加水分解により生成する.二水和物C3H3N3O3・2H2Oは風解性の無色の柱状…

グルタコン酸 グルタコンサン glutaconic acid

化学辞典 第2版
C5H6O4(130.10).HOOCCH=CHCH2COOH.シス形(不安定形)はトランス形(安定形)から無水グルタコン酸(融点87 ℃)を経てつくられる.トランス形は,マロン…

定常過程 (ていじょうかてい) stationary stochastic process

改訂新版 世界大百科事典
時間の進むにつれて変化していく偶然現象を記述する確率過程の中で,その同時分布が時間のずれに対して不変なものを定常過程という。その例としてよ…

水電解 (みずでんかい) water electrolysis

改訂新版 世界大百科事典
水素H2と酸素O2を製造する目的で水を電気分解すること。通常は水酸化ナトリウムNaOHの15%水溶液あるいは苛性カリKOHの30%水溶液が用いられる。この場…

クロム酸 (クロムさん) chromic acid

改訂新版 世界大百科事典
クロム酸塩MI2CrO4を生成する酸H2CrO4の名称。遊離状態ではとり出されていないが,酸化クロム(Ⅵ)CrO3の水溶液をこのように呼ぶことが多い。転じてC…

ニトロソアミン ニトロソアミン nitrosamine

化学辞典 第2版
第二級アミンのN-ニトロソ置換体の総称.図の式で表される.第二級アミンに亜硝酸を作用させると得られる.水に溶けにくい黄色の油状液体または固体…

アミノ安息香酸 アミノアンソクコウサン aminobenzoic acid

化学辞典 第2版
C7H7NO2(137.14).H2NC6H4COOH.o-,m-,p-アミノ安息香酸の3種類の異性体があるが,o-アミノ安息香酸は,普通,アントラニル酸とよばれる.【Ⅰ】m-…

5'オロチジル酸

栄養・生化学辞典
 C10H13N2O11P (mw368.19).  オロト酸とリボースとリン酸で構成されるヌクレオチドであるが天然の核酸には通常見いだされない.

モノテルペン

栄養・生化学辞典
 イソプレン単位 (C5H10)nが2個結合した構造をもつ化合物の総称.植物の精油成分にあり芳香をもつものが多い.メントール,リモネン,シトラールな…

ニトロベンゼン(nitrobenzene)

デジタル大辞泉
ベンゼンを硫酸・硝酸・水の混合物で処理すると得られる、特異な香気がある無色の液体。有毒。アニリンの原料として重要。化学式C6H5NO2

ヒドロキシアセタミド

栄養・生化学辞典
 C2H5NO2 (mw75.07).CH3CONHOH.  アセトヒドロキサム酸ともいう.尿路結石の防止,尿道の感染防止などに使われる薬剤.

カルバコール

栄養・生化学辞典
 C6H15ClN2O2 (mw182.65).[NH2COOCH2CH2N(CH3)3]+Cl−.カルバモイルコリンともいう.副交感神経作動薬.

二クロム酸 にクロムさん dichromic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
重クロム酸ともいう。化学式 H2Cr2O7 。アルカリ塩類は安定であるが,遊離の酸は水溶液中にだけ存在する。

アントラニル酸メチル

栄養・生化学辞典
 C8H9NO2 (mw151.17).  ネロリ油,オレンジ,レモンなどの精油中にあって,食品添加物としてキャンディーの香料などに用いられる.

ウリジン

栄養・生化学辞典
 C9H12N2O6 (mw244.20).  RNAを構成するウリジル酸の構成成分.ピリミジンの一つであるウラシルとリボースからなる.

セサモール

栄養・生化学辞典
 C7H6O3 (mw138.12).  天然抗酸化物質の一つ.ゴマの不けん化物の中のセサモリンを加水分解すると生成する.

ハイパワード・マネー high-powered money

改訂新版 世界大百科事典
現金通貨と中央銀行預け金との合計額をさす。直訳して〈強力通貨〉とか〈高権貨幣〉ということもあるが,適切な訳語ではない。しいて訳すならば,内…

キレート開始剤 キレートカイシザイ chelate initiator

化学辞典 第2版
ある種のアセチルアセトン金属キレート化合物は,ビニル化合物のラジカル重合を誘起する.このように,重合の開始剤となりうる金属キレート化合物を…

炭酸カリウム (たんさんカリウム) potassium carbonate

改訂新版 世界大百科事典
目次  性質  製法  用途化学式K2CO3。俗に炭酸カリまたは単にカリ(加里)ともいう。植物灰の主成分をなす。タバコの煙にも相当量含まれる。性…

リファンピシン(rifampicin)

デジタル大辞泉
細菌のRNA合成開始反応を阻害する抗生物質。結核やハンセン病の治療に用いられる。化学式C43H58N4O12 リファンピン。RFP。

レバミソール

栄養・生化学辞典
 C11H12N2S (mw204.30).  寄生虫を駆除する駆虫薬として使われるほか,がん患者の免疫増強剤としても使われる薬剤.

リブロースリン酸

栄養・生化学辞典
 C5H10O8P (mw229.10).  リブロースのリン酸エステル.5位のエステルはペントースリン酸回路の構成要素の一つ.

オキシン(データノート) おきしんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
オキシン分子式C9H7NO分子量145.2融点75~76℃沸点266.6℃/752mmHg比重1.034[参照項目] | オキシン

ヘキサメチレンテトラミン(データノート) へきさめちれんてとらみんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
ヘキサメチレンテトラミン分子式C6H12N4分子量140.2融点>280℃(封管中分解)沸点昇華(真空)[参照項目] | ヘキサメチレンテトラミン

ミリスチン酸

栄養・生化学辞典
 C14H28O2(mw228.38).CH3(CH2)12COOH.  飽和脂肪酸の一つで,ヤシ油の脂肪などに含まれる.

アロプリノール

栄養・生化学辞典
 C5H4N4O (mw136.11).  キサンチンオキシダーゼの阻害剤で,尿酸の生成を阻害することから,痛風や腎臓結石の治療に用いられる.

ヘム

栄養・生化学辞典
 C34H32N4FeO4 (mw616.50).  ヘム色素ともいう.ヘモグロビン,ミオグロビン,シトクロムなどの色素部分で赤色を呈する.二価の鉄を含む.

ピリミジン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Pyrimidin ) 強い刺激性の臭気をもつ結晶。化学式 C4H4N2 水によく溶ける。生体中で核酸の構成成分として重要。

クロロベンゼン(データノート) くろろべんぜんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
クロロベンゼン分子式C6H5Cl分子量112.6融点-45℃沸点132℃比重1.1064(測定温度20℃)屈折率(n) 1.5248[参照項目] | クロロベンゼン

フェナントレン(データノート) ふぇなんとれんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
フェナントレン分子式C14H10分子量178.2融点99.15℃沸点340℃比重1.175(測定温度25℃)屈折率(n)1.645[参照項目] | フェナントレン

無水マレイン酸(データノート) むすいまれいんさんでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
無水マレイン酸分子式C4H2O3分子量98.1融点52.6℃沸点202℃比重1.48(固体)[参照項目] | 無水マレイン酸

アデノシントリホスファターゼ adenosine tri-phosphatase

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
略称 ATPase 。アデノシン三リン酸 ATPの高エネルギーリン酸結合を加水分解してエネルギーを遊離させる酵素。反応式は ATP+H2O→ADP+リン酸  +エ…

シュレーディンガーの波動方程式 しゅれーでぃんがーのはどうほうていしき

日本大百科全書(ニッポニカ)
シュレーディンガーが1926年に提出した、水素原子内電子の波動を記述する方程式。 電子のエネルギーはその位置座標xなど、運動量pxなどを用いて(px2…

シンコニジン cinchonidine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
キナアルカロイドの一種。化学式 C19H22N2O 。無色板状晶,融点 210℃。抗マラリア剤。シンコニンの立体異性体。

ヘルマン-モーガンの記号 ヘルマンモーガンノキゴウ Hermann-Mauguin's symbol, Hermann-Mauguin notation

化学辞典 第2版
点群または晶族,もしくは空間群の記号の一つ.シェーンフリースの記号に比べてとくに空間群の表記上すぐれているので,今日ではほとんどこれが利用…

ポリ酸 ぽりさん polyacid

日本大百科全書(ニッポニカ)
オキソ酸のうち、酸基が縮合して2核以上の多核錯イオンとなっている陰イオンを含む酸をいう。縮合酸、多重酸などともいう。周期表中第5~6族および第…

フタル酸エステル ふたるさんえすてる phthalate ester

日本大百科全書(ニッポニカ)
フタル酸と種々のアルコールとの縮合により生ずるエステルの総称。アルコールが一方のカルボキシ基-COOHだけと縮合している酸性エステルと、両方のカ…

ペルオキソ炭酸塩 ペルオキソタンサンエン peroxocarbonate

化学辞典 第2版
【Ⅰ】ペルオキソ一炭酸塩:MⅠ2CO4・nH2O(M = Na,Kなど).たとえば,Na塩は,Na2O2とCO2との反応などで得られる.また工業的には,Na2CO3水溶液とH2O…

ホウ酸ナトリウム ホウさんナトリウム sodium borate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
二,四,五,六,八ホウ酸ナトリウムが知られているが,普通ホウ酸ナトリウムといえば,四ホウ酸ナトリウムをさし,天然には別称ホウ砂として産出。 …

化学式 (かがくしき) chemical formula

改訂新版 世界大百科事典
元素記号を組み合わせて物質を表した式。これにより物質をつくっている元素の種類のみならず,その組成も知ることができる。物質が分子からできてい…

配位水 はいいすい coordinated water

日本大百科全書(ニッポニカ)
結晶水のうち、陽イオンに配位結合によって直接結合している水をいう。たとえば硫酸銅(Ⅱ)五水和物は、通常、組成式CuSO4・5H2Oの青色結晶であるが、…

ブタインフルエンザ

知恵蔵
ブタインフルエンザとは、ブタインフルエンザA型ウイルスによって引き起こされる、ブタの急性呼吸器疾患である。ブタインフルエンザA型ウイルスには…

原子定数 げんしていすう atomic constant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
原子物理学において重要で,普遍的な基礎物理定数。第一次的な原子定数にはプランク定数 h ,真空中の光速度 c ,電気素量 e ,電子の質量 me ,アボ…

回転スペクトル カイテンスペクトル rotation spectrum

化学辞典 第2版
分子回転の量子化されたエネルギー状態.すなわち,回転準位の間で起こる遷移によるスペクトルをいう.遠赤外領域からマイクロ波領域,まれにはラジ…

ウェイド則 ウェイドソク Wade's rule

化学辞典 第2版
ボランの骨格構造と,骨格内の結合電子数の関係についての経験則で,1971年にK. Wadeが提案した.PSEPT(polyhedral skeletal electron pair theory)…

アルキル化剤 アルキルかざい alkylating agent

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アルキル化に使われる試薬。グリニャール試薬,ハロゲン化炭化水素 ( CH3I ,C2H5Br など) ,硫酸ジメチルなどがその例である。

青葉アルコール(データノート) あおばあるこーるでーたのーと

日本大百科全書(ニッポニカ)
青葉アルコール分子式C6H12O分子量100融点-沸点157℃比重0.86屈折率(n)1.4384[参照項目] | 青葉アルコール

アセタール

栄養・生化学辞典
 一般に上の構造のものをいう.RがHのものをヘミアセタールといい,配糖体の糖部分の構造にみられる.

アルドステロン

栄養・生化学辞典
 C21H28O5 (mw360.45).  ミネラルコルチコイドで,副腎皮質で作られ,腎臓に作用してナトリウムの再吸収を促進する.

ヘキサデカン

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] hexadecane ) 飽和炭化水素の一つ。化学式 C16H34 ディーゼル燃料のセタン価一〇〇の標準物質とされる。セタン。

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放射冷却

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