ボーア半径 ボーアハンケイ Bohr radius
- 化学辞典 第2版
- ボーアの原子理論における水素原子の第一電子軌道(主量子数n = 1)の半径をさし,a0 = h2/(4π 2me2) = 0.05292 nm(ここで,hはプランク定数,mとe…
過安息香酸 カアンソクコウサン perbenzoic acid
- 化学辞典 第2版
- peroxybenzoic acid.C7H6O3(138.12).C6H5COOOH.過酸化ベンゾイルを0 ℃ でナトリウムメトキシドで分解させるか,無水安息香酸を過酸化水素で酸化す…
酢酸フェニル サクサンフェニル phenyl acetate
- 化学辞典 第2版
- C8H8O2(136.15).CH3COOC6H5.無水酢酸または塩化アセチルとフェノールとの反応により得られる.芳香をもつ無色の液体.沸点195~196 ℃.1.073.1.50…
サリチル酸メチル サリチルサンメチル methyl salicylate
- 化学辞典 第2版
- methyl 2-hydroxybenzoate.C8H8O3(152.15).C6H4(OH)COOCH3.冬緑油,白カバ皮油に90% 以上含まれるほか,多くの精油に存在する.サリチル酸をエス…
トリエチルアミン トリエチルアミン triethylamine
- 化学辞典 第2版
- C6H15N(101.19).(C2H5)3N.第三級アミンの一つ.塩化エチルにアルコール性アンモニアを作用させてつくる.水に溶解しにくい塩基性液体.融点-114.8…
シメチジン シメチジン cimetidine
- 化学辞典 第2版
- N-cyano-N′-methyl-N″-[2-[(5-methylimidazol-4-yl)methylthio]ethyl]guanidine.C10H16N6S(252.34).5-メチル-4-[(2-アミノエチル)チオメチル]イミ…
ベンジルアミン ベンジルアミン benzylamine
- 化学辞典 第2版
- benzenemethanamine.C7H9N(107.16).C6H5CH2NH2.塩化ベンジルにアンモニアを作用させるか,ベンゾニトリルあるいはベンズアルドキシムを水素で還元…
臭化テトラエチルアンモニウム シュウカテトラエチルアンモニウム tetraethylammonium bromide
- 化学辞典 第2版
- C8H20BrN(210.16).(C2H5)4N+ Br-.略称TEAB.テトラエチルアンモニウムブロミドともいう.トリエチルアミンに臭化エチルを作用させると得られる第…
エリトロース(erythrose)
- デジタル大辞泉
- アルドースに分類されるテトロースの一。二つの不斉炭素元素をもつ。異性体にトレオースがある。ペントースリン酸回路の代謝中間体。D-エイトロース…
アリルイソチオシアネート
- 栄養・生化学辞典
- C4H5NS (mw99.16).CH2=CHCH2NCS.イソチオシアン酸アリルともいう.カラシ,ダイコン,サンショウなどに含まれる辛味成分で,カラシの成分シニグ…
ペンタン
- 栄養・生化学辞典
- C5H12 (mw72.15).CH3CH2CH2CH2CH3. 炭化水素の一つ.ビタミンEとセレンが極端に欠乏すると体内で不飽和脂肪酸が酸化されて生成し,呼気に出現…
シクロヘキシミド
- 栄養・生化学辞典
- C15H23NO4.(mw281.35). 抗生物質の一つであるが,臨床的には使われない.タンパク質合成の翻訳過程の阻害剤で,リボソームサブユニットの60S…
こうざん‐きこう〔カウザン‐〕【高山気候】
- デジタル大辞泉
- 高山に特徴的な気候。気温は高さが増すにつれて下がり、霧が多くなり、雪線以上では万年雪や氷河がある。ケッペンの気候区分には含まれず、後に追加…
はんてきおう‐しょうこうぐん(‥シャウコウグン)【汎適応症候群】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 H=セリエにより提起された学説。生体は外界からのストレスに対して脳下垂体━副腎系が反応し、副腎皮質ホルモンの過剰分泌をきたすが、こ…
アニリン(データノート) あにりんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アニリン分子式C6H7N分子量93.13融点-6℃沸点184℃比重1.022(測定温度20℃)溶解度3.6g/100ml(水18℃)屈折率(n)1.5863引火点76℃[参照項目] | アニ…
酢酸メチル(データノート) さくさんめちるでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 酢酸メチルCH3COOCH3分子式C3H6O2分子量74.1融点-98.05℃沸点56.32℃比重0.928屈折率(n) 1.3619溶解度24.4g/100mL水[参照項目] | 酢酸メチル
石膏(データノート) せっこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石膏英名gypsum化学式Ca[SO4]・2H2O少量成分―結晶系単斜硬度2比重2.31色無、白光沢ガラス条痕白劈開一方向に完全(「劈開」の項目を参照)[参照項目]…
ナフタレン(データノート) なふたれんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ナフタレン分子式C10H8分子量128.2融点80.5℃沸点217.96℃比重1.152(測定温度19℃)屈折率(n)1.5898引火点79℃(密閉式)爆発範囲0.88~5.9%[参照項目]…
硫酸ニッケル(データノート) りゅうさんにっけるでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 硫酸ニッケル硫酸ニッケル(Ⅱ)七水和物NiSO4・7H2O式量280.8融点99℃沸点―比重1.948(測定温度15℃)結晶系斜方溶解度117.8g/100g(水30℃)[参照項目]…
シラン silane
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 モノシランSinH2n+2の組成をもつ水素化ケイ素silicon hydrideの総称。狭義にはモノシランSiH4を指す。水素化ケイ素はケイ化マグネシウムMg2S…
ヘキサクロロアンチモン酸塩 ヘキサクロロアンチモンサンエン hexachloroantimonate
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】ヘキサクロロアンチモン(Ⅲ)酸塩(hexachloroantimonate(Ⅲ)):MⅠ3[SbⅢ Cl6].アルカリ金属塩は,三塩化アンチモンのHCl溶液に計算量のアルカリ塩…
アシル
- 百科事典マイペディア
- カルボン酸のカルボキシル基−COOHから水酸基を除いた残基RCO−をいう。たとえばアセチル基CH3CO−,ベンゾイル基C6H5CO−など。
ベークライト(Bakelite)
- デジタル大辞泉
- フェノール樹脂の商標名。1910年に米国人ベークランド(L.H.Baekeland)が発明したことにちなむ。[類語]合成樹脂・プラスチック・シリコーン・シリコ…
クルクミン(curcumin)
- デジタル大辞泉
- ポリフェノールの一。ウコン(ターメリック)に含まれる鮮やかな黄色の色素であり、着色料として利用される。化学式C21H20O6
ヒドロキシピリジン(hydroxypyridine)
- デジタル大辞泉
- ピリジンに酸素原子が二重結合した化学物質。ペプチドなど有機化合物の合成に用いられる。ピリドン。化学式C5H5NO
ドコサヘキサエン酸
- 栄養・生化学辞典
- C22H32O2 (mw328.50). 二重結合を6個もつ多価不飽和脂肪酸.イワシ油などにトリアシルグリセロールの形で存在.
無水酢酸
- 栄養・生化学辞典
- C4H6O3 (mw102.09).(CH3CO)2O.エタン酸無水物ともいう.アセチル化剤,縮合剤として使われる.
ロイシン
- 栄養・生化学辞典
- C6H13NO2 (mw131.18). タンパク質に常在する疎水性アミノ酸で,必須アミノ酸の一つ.分枝アミノ酸の一つでもある.
アンペール‐マクスウェルの法則【Ampere-Maxwell law】
- 法則の辞典
- アンペールの積分法則*を微分形に直したもの.定常電流のつくる磁場を H,電流密度を J としたとき rotH=J である.
Dr.トラッパー サンフランシスコ病院物語
- デジタル大辞泉プラス
- アメリカ制作のテレビドラマ。原題は《Trapper John, M.D》。放映はCBS局(1979~1986年)。1970年公開の映画『M*A*S*H』のスピンオフ作品。
無水フタル酸(データノート) むすいふたるさんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 無水フタル酸分子式C8H4O3分子量148.1融点131.8℃沸点285℃比重1.527[参照項目] | 無水フタル酸
次没食子酸ビスマス じもっしょくしさんビスマス bismuth subgallate
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- C7H7BiO7 。硝酸ビスマスと没食子酸から生成する黄色粉末。外傷のための軟膏,坐薬,下痢止めに用いられる。
アレン(データノート) あれんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アレンCH2=C=CH2分子式C3H4分子量40.07融点-136.1℃沸点-34.5℃[参照項目] | アレン
ズルチン
- 栄養・生化学辞典
- C9H12N2O2 (mw180.21). 人工甘味料の一つ.発がん性が認められ使用されなくなった.
セレノシステイン
- 栄養・生化学辞典
- C3H7O2Se (mw154.05). 生体内でのセレンの存在形態の一つ.グルタチオンペルオキシダーゼの構成アミノ酸でもある.
ベヘン酸
- 栄養・生化学辞典
- C22H44O2 (mw340.59; mp79.95℃).CH3(CH2)20COOH. ドコサン酸ともいう.脂肪酸の一つ.
ヘクト(hecto)
- デジタル大辞泉
- 《〈ギリシャ〉hekaton(百の意)から》国際単位系(SI)で、単位の上に付けて、その100倍の意を表す語。記号h
カルベン カルベン carbene
- 化学辞典 第2版
- メチレンCH2,または置換メチレンに相当する二価炭素遊離基.一般に,不安定な反応中間体であるが,ジアリールカルベンAr2Cは比較的安定であり,液体…
全微分【ぜんびぶん】
- 百科事典マイペディア
- 2変数x,yの関数f(x,y)が一点(a,b)で偏微分可能で,f(a+h,b+k)−f(a,b)=hf(/x)(a,b)+kf(/y)(a,b)+ε(h,k)とおいたとき,h→…
平衡定数 へいこうていすう equilibrium constant
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 化学反応が平衡に達したとき、原系と生成系との量的関係を示す定数。次のような化学反応 aA+bB+cC+…… lL+mM+nN+……の平衡では、質量作用…
管理過程学派 かんりかていがくは management process school
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 経営管理者の活動は何かという観点から,経営管理の基本的機能を過程的に分析し,計画化,組織化,指揮および統制の概念構造に基づいて経営管理の研…
トルエンスルホン酸 トルエンスルホンサン toluenesulfonic acid
- 化学辞典 第2版
- C7H8O3S(172.20).C6H4(CH3)SO3H.o-,m-,p-トルエンスルホン酸の3種類の異性体がある.o-トルエンスルホン酸:トルエンのスルホン化でp-トルエンス…
ナフタレンスルホン酸 ナフタレンスルホンサン naphthalenesulfonic acid
- 化学辞典 第2版
- C10H8O3S(208.23).C10H7SO3H.1-および2-ナフタレンスルホン酸の2種類の異性体があり,スルホン化の条件によって両者の生成比が異なる.すなわち,…
ホスフィン錯体 ホスフィンサクタイ phosphine complex
- 化学辞典 第2版
- ホスフィン誘導体PR3,P(OR)3,ハロゲン化リンPX3は,一酸化炭素COと同様にσ電子供与体,π電子受容体の両方の性質をもち,金属に配位して低原子価金…
アゾベンゼン アゾベンゼン azobenzene
- 化学辞典 第2版
- diphenyldiazene.C12H10N2(182.23).C6H5N=NC6H5.ニトロベンゼンをアルカリ性で還元するか,アニリンやヒドラゾベンゼンを酸化すれば生成する.た…
塩化硫黄 (えんかいおう) sulfur chloride
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 二塩化二硫黄disulfur dichloride 二塩化硫黄sulfur dichloride 四塩化硫黄sulfur tetrachloride硫黄の塩化物の総称。3種類が知られて…
フッ(弗)化水素酸 (ふっかすいそさん) hydrofluoric acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- フッ化水素HFの水溶液。フッ酸ともいう。蛍石の粉末に濃硫酸を加えて加熱し,発生するフッ化水素を冷却して得られる。共沸混合物は35.37%で,最高沸…
3/8公式【three-eighths rule】
- 法則の辞典
- 定積分の近似式の一つ.区間[a,b]における実関数 f(a,b) の積分値は,h=(b-a)/3としたとき, で近似できる.
ステアリン酸
- 栄養・生化学辞典
- C18H36O2 (mw284.48).CH3(CH2)16COOH. 炭素数18の飽和脂肪酸.自然界の脂肪の中に広く存在する.
ペニシラミン
- 栄養・生化学辞典
- C5H11NO2S (mw149.21). D-β-β-ジメチルシステイン.ペニシリンの加水分解によって得れらる.金属イオンをキレートする作用がある.