リファンピシン(rifampicin)
- デジタル大辞泉
- 細菌のRNA合成開始反応を阻害する抗生物質。結核やハンセン病の治療に用いられる。化学式C43H58N4O12 リファンピン。RFP。
レバミソール
- 栄養・生化学辞典
- C11H12N2S (mw204.30). 寄生虫を駆除する駆虫薬として使われるほか,がん患者の免疫増強剤としても使われる薬剤.
エスクリン
- 栄養・生化学辞典
- C15H16O9 (mw340.28). トチノキ[Aesculus turbinata]の種実からとるグリコシドの一つ.皮膚の防護に使うことがある.
チアゾール
- 栄養・生化学辞典
- C3H3NS (mw85.13). 五員環複素環式化合物.無色の揮発性物質.常温で液体.ピリジン臭をもつ.
ベンゼンヘキサクロリド
- 栄養・生化学辞典
- C6H6Cl6 (mw290.83). 1,2,3,4,5,6-ヘキサクロロシクロヘキサンともいう.殺虫剤として使われていた.
リボース
- 栄養・生化学辞典
- C5H10O5 (mw150.13). D型はリボ核酸などの構成成分.ペントースリン酸回路でリン酸エステルが生成する.
レゾルシノール
- 栄養・生化学辞典
- C6H6O2 (mw110.11). レゾルシン,1,3-ベンゼンジオール,1,3-ジヒドロキシベンゼンともいう.医薬品,香料製造の原料などに用いられる.
メラミン(データノート) めらみんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- メラミン分子式C3H6N6分子量126融点347℃(分解)沸点昇華溶解度0.32%(水20℃)[参照項目] | メラミン
アトロピン
- 栄養・生化学辞典
- C17H23NO3 (mw289.38). アセチルコリンのアンタゴニストで,ムスカリンレセプターのアンタゴニストとして作用する副交感神経遮断薬.ナス科の…
オカダ酸
- 栄養・生化学辞典
- C44H68O13 (mw805.02). クロイソカイメンから分離されたポリフェノール化合物で,セリン-トレオニンホスファターゼの阻害剤.発がんプロモータ…
スピロノラクトン
- 栄養・生化学辞典
- C24H32O4S (mw416.58). 抗アルドステロン剤.遠位尿細管のアルドステロンレセプターと競合的に結合してアルドステロンの作用を阻害する.
フェニルアラニン
- 栄養・生化学辞典
- C9H11NO2 (mw165.19). タンパク質を構成する通常のアミノ酸の一つで,芳香族アミノ酸に属する.栄養学的には必須アミノ酸の一つ.
ジピリジル dipyridyl
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C10H8N2 。水溶液中で第一鉄イオンと反応して赤色を呈するので,水中の鉄イオンの定量に用いられる。
サンタロール(データノート) さんたろーるでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- サンタロールC15H24O, 分子量 220.36α-サンタロール沸点148℃比重0.977β-サンタロール沸点178℃/17mmHg比重0.972[参照項目] | サンタロール
シクロブタン(データノート) しくろぶたんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- シクロブタン分子式C4H8分子量56.1融点<-80℃沸点12℃比重0.703(測定温度0℃)屈折率(n)1.3752[参照項目] | シクロブタン
斜面(物理)【しゃめん】
- 百科事典マイペディア
- 水平面に対して傾いた平面。傾きの角をαとすれば,斜面にのった物体にかかる重力Wの斜面方向の成分はWsin αとなり,摩擦を無視すればαが小さいほど小…
緑バン(礬)【りょくばん】
- 百科事典マイペディア
- 組成がFeSO4・7H2Oの鉱物。単斜晶系,淡緑色でガラス光沢をもつ結晶。インキの原料となる。組成がMSO4・7H2Oで表される鉱物の一群を緑バン族といい,…
性の心理学 (せいのしんりがく) Psychology of Sex
- 改訂新版 世界大百科事典
- イギリスの性科学者H.H.エリスの著作。1933年刊。彼はライフワークとして,大著《性の心理学的研究》全7巻を書いたが,それとは別に,一般読書人や医…
スチームリホーミング スチームリホーミング steam reforming
- 化学辞典 第2版
- 水蒸気改質,水蒸気変成ともいう.石油系原料を用いて水素または合成ガスを工業的に製造する方法の一つ.天然ガスからナフサに至る比較的軽質の原料…
フェニル酢酸 フェニルサクサン phenylacetic acid
- 化学辞典 第2版
- benzeneacetic acid.C8H8O2(136.15).C6H5CH2COOH.α-トルイル酸ともいう.はっか油,ばら油,ネロリ油などの植物精油中に,遊離またはエステルの形…
ヘスペレチン ヘスペレチン hesperetin
- 化学辞典 第2版
- (S)-5,7,3′-trihydroxy-4′-methoxyflavanone.C16H14O6(302.27).配糖体のヘスペリジンとして,多くの植物,とくにミカン属の植物の外果皮に含まれる…
2-フェニルエタノール フェニルエタノール 2-phenylethanol
- 化学辞典 第2版
- C8H10O(122.17).C6H5CH2CH2OH.フェネチルアルコールともいう.バラの精油の主成分で,そのほかネロリ油,ゲラニウム油などの植物油中に,このまま…
メピリゾール メピリゾール mepirizole
- 化学辞典 第2版
- 4-methoxy-2-(5-methoxy-3-methyl-1H-pyrazol-1-yl)-6-methylpyrimidine.C11H14N4O2(234.25).エピリゾールともいう.2-ヒドラジノ-4-メトキシ-6-メ…
サウド・イブン・アブドル・アジズ Saud Ibn Abdel-Aziz
- 20世紀西洋人名事典
- 1902 - サウジアラビアの元・サウジアラビア国王。 別名Saud Ibn,King Saud Ibin Abdul Azia,King Soud bin Abdul Aziz,King Soud,Saud H.R.H.。 …
デイブ ランバート Dave Lambert
- 20世紀西洋人名事典
- 1917.6.19 - 1966.10.3 米国のジャズ奏者。 マサチューセッツ州ボストン生まれ。 別名David Alden Lambert。 1944年ジーン・クルーバのバンドに加…
電磁場のエネルギー でんじばのエネルギー energy of electromagnetic field
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 電磁場のもっているエネルギー。電場について考えれば,電場は電荷の分布によってつくられるが,この電荷を無限遠からもってくるためには仕事がなさ…
水和物 すいわぶつ hydrate
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 水化物ともいう。水溶液の中で,溶質の分子またはイオンがいくつかの水分子をひきつけて,1つの分子集団を形成する現象を水和といい,水和による生成…
吸熱反応 きゅうねつはんのう endothermic reaction
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 化学反応が進行するにつれて、熱を吸収する反応をいう。これに対し、熱を発生する反応を発熱反応という。化学反応が一定の温度の下で原系から生成系…
硫酸カドミウム リュウサンカドミウム cadmium sulfate
- 化学辞典 第2版
- CdSO4(208.47).金属カドミウム,酸化カドミウム,硝酸カドミウム,炭酸カドミウムを希硫酸に溶かし,室温で結晶化させるとCdSO4・(8/3)H2Oが得られる…
二分子反応 (にぶんしはんのう) bimolecular reaction
- 改訂新版 世界大百科事典
- 反応の分子数で化学反応を分類するとき,2個の分子が関係する形式の素反応をさす。2個の分子が同種か異種かに応じてA+A─→CまたはA+B─→Dのように表…
透磁率 とうじりつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 強磁性材料の磁化しやすさを表す量。強さHの磁界を与えたとき、磁性体が磁化して生じた磁束密度をBとすると、 μ=B/Hが透磁率である。真空の透磁率…
Cushing潰瘍(中枢神経系疾患)
- 内科学 第10版
- (1)Cushing潰瘍 1932年にCushingが脳腫瘍術後の食道・胃・十二指腸潰瘍の報告以来,頭部外傷,脳血管障害,脳腫瘍などの中枢神経障害に合併する…
尿素の工業的製法 ニョウソノコウギョウテキセイホウ manufacture of urea
- 化学辞典 第2版
- 以前は石灰窒素の懸濁液と二酸化炭素との反応でシアナミドCaCN2水溶液をつくり,これを水和して尿素を得ていた.現在の直接合成法(1919年,ドイツI.G…
リブロースリン酸
- 栄養・生化学辞典
- C5H10O8P (mw229.10). リブロースのリン酸エステル.5位のエステルはペントースリン酸回路の構成要素の一つ.
オキシン(データノート) おきしんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- オキシン分子式C9H7NO分子量145.2融点75~76℃沸点266.6℃/752mmHg比重1.034[参照項目] | オキシン
ヘキサメチレンテトラミン(データノート) へきさめちれんてとらみんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヘキサメチレンテトラミン分子式C6H12N4分子量140.2融点>280℃(封管中分解)沸点昇華(真空)[参照項目] | ヘキサメチレンテトラミン
ミリスチン酸
- 栄養・生化学辞典
- C14H28O2(mw228.38).CH3(CH2)12COOH. 飽和脂肪酸の一つで,ヤシ油の脂肪などに含まれる.
接触平面 せっしょくへいめん osculating plane
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 空間曲線 C 上の1点Pにおける接線と主法線とによって定まる平面をいう。空間曲線をベクトル方程式を用いて x=x(t) (a≦t≦q) で表わし,t0 ,t0+h …
エクセルギー exelgie
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 有効エネルギーともいう。ある系が,その状態1から周囲の環境系と平衡する状態0まで変化するとき,他の系になし得る仕事の最大値のこと。エネルギー…
メチレン メチレン methylene
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】-CH2-基をいう.エタノールCH3-CH2-OHの-CH2-もその例である.【Ⅱ】CH2:メタンから二つのHが抜けた遊離基で,ケテンCH2CO,シアゾメタンCH2N2の…
シトステロール シトステロール sitosterol
- 化学辞典 第2版
- α1-,β-,γ-シトステロールの3種類が知られている.【Ⅰ】 α1-シトステロール(α1-sitosterol).C30H50O(426.73).シトロスタジエノールともいう.ナス…
リン酸エステル りんさんえすてる phosphate ester
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- リン酸とアルコールとのエステルの総称。リン酸H3PO4は三塩基酸であるので、モノアルキルエステル、ジアルキルエステル、トリアルキルエステルの3種…
シンコニジン cinchonidine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- キナアルカロイドの一種。化学式 C19H22N2O 。無色板状晶,融点 210℃。抗マラリア剤。シンコニンの立体異性体。
クロム‐みょうばん〔‐ミヤウバン〕【クロム明×礬】
- デジタル大辞泉
- 硫酸カリウムと硫酸クロムとの複塩。一般にカリウムクロム明礬KCr(SO4)2・12H2Oをさす。紫色の正八面体の結晶。媒染剤・皮なめし・めっきなどに用…
アセトアルデヒド(データノート) あせとあるでひどでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アセトアルデヒドCH3CHO分子式C2H4O分子量44.05融点-123.5℃沸点20.2℃比重0.8501(測定温度20℃)屈折率(n)1.3437[参照項目] | アセトアルデヒド
イソオクタン(データノート) いそおくたんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イソオクタン(2,2,4-トリメチルペンタン)分子式C8H18分子量114.2融点-107.380℃沸点99.238℃比重0.6919(測定温度20℃)屈折率(n)1.3914[参照項目] | …
デヒドロコレステロール dehydrocholesterol
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ステロールの一種。7-デヒドロコレステリンのことをおもにいう。化学式 C27H44O 。融点 150~151℃の結晶。紫外線照射でビタミン D3 に変る。コレステ…
チアナフテン thianaphthene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C8H6S 。ベンゾチオフェン,チオクマロン,チオナフテンともいう。ナフタリン臭をもつ。融点 32℃,沸点 221℃。硫黄を含む複素環式化合物。染…
エー‐ブイ‐シー‐エッチ‐ディー【AVCHD】[advanced video codec high definition]
- デジタル大辞泉
- 《advanced video codec high definition》デジタルビデオカメラでハイビジョン映像を記録するための規格の一。平成18年(2006)、ソニーと松下電器…
ウィーデマンフランツ‐の‐ほうそく〔‐ハフソク〕【ウィーデマンフランツの法則】
- デジタル大辞泉
- 金属の熱伝導率と電気伝導率の比は、同一温度の下では金属の種類によらず同じ値をとるという法則。1853年にドイツのG=H=ウィーデマンとR=フランツ…