「式部館」の検索結果

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元平親王 (もとひらしんのう)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
?-958 平安時代中期,陽成天皇の皇子。母は藤原遠長の娘。弾正尹(だんじょうのいん)をへて式部卿となり,三品(さんぼん)にすすんだ。天徳2年5月23日…

さ‐し【釵子】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 かんざし。[初出の実例]「あまたあらばさしはせずとも玉くしげあけん折々思ひ出にせよ」(出典:小式部内侍本伊勢物語(10C前)H)[そ…

まいり‐な・る(まゐり‥)【参馴】

精選版 日本国語大辞典
〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 参上してなれ親しむ。つねづね参上する。[初出の実例]「故式部卿の宮別当したまひければ、つねにまいりなれて」(出典:…

なか【中】 の 君((きみ))

精選版 日本国語大辞典
姉妹のうち、第二番目の姫君。次女の女君。妹が幾人あっても、次女についていう。なかのおんかた。[初出の実例]「故式部卿の宮の中の君なり」(出典:…

蟹女

デジタル大辞泉プラス
村田喜代子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。小説集は1996年刊で、表題作のほかに「ポアンカレの馬車」「ワニの微笑」など全5作を収める…

東京プリズン

デジタル大辞泉プラス
赤坂真理の小説。東京裁判を主題とする幻想的長編。2012年刊。同年、第66回毎日出版文化賞(文学・芸術部門)および第16回司馬遼太郎賞を受賞。2013…

ひと‐より【一寄】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ひとたび。一回。一度。[初出の実例]「母屋南の廂勾欄の程までたちこみたる僧も俗も、今ひとよりとよみて額をつく」(出典:紫式部日記(1…

くに‐な【国名】

デジタル大辞泉
平安時代、宮中の女官や僧侶などの呼び名に国の名を付けたもの。女官は父や兄・夫の任国にちなんで、また僧侶はその生国にちなんでつけられた。和泉…

うち‐かたら・う〔‐かたらふ〕【打ち語らふ】

デジタル大辞泉
[動ハ四]1 語り合う。話し合う。「はかなき物語などにつけて―・ふ人」〈紫式部日記〉2 男女が言い交わす。契る。「細やかに―・ひ給へる間あはひ…

めし‐くわ・う(‥くはふ)【召加】

精選版 日本国語大辞典
〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 お呼出しになって人数に加え入れる。[初出の実例]「ねんがく阿闍梨をめしくはへてぞののしる」(出典:紫式部日記(1010…

りゅう‐ぎょ(リフ‥)【立御】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 天皇・三后(太皇太后・皇太后・皇后)が直立されること。[初出の実例]「凡そ半分時間にて、立御、式部官員より捧る所の勅書を取せられて…

せん‐・ずる【先】

精選版 日本国語大辞典
〘 他動詞 サ行変 〙 [ 文語形 ]せん・ず 〘 他動詞 サ行変 〙 他人が行なう以前にことをする。先手をとる。先(さき)をこす。さきんずる。[初出の実…

ついたち‐ごろ【朔日頃】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 月の初め頃。また、月初めの一〇日間ほど。上旬。初旬。[初出の実例]「八月朔日比なるべし、君一人臥して」(出典:落窪物語(10C後)…

女たち三百人の裏切りの書

デジタル大辞泉プラス
古川日出男の小説。紫式部の「源氏物語」を題材とする。2015年刊行。同年、第37回野間文芸新人賞受賞。翌年、第67回読売文学賞(小説賞)受賞。

さいら・く【才らく】

デジタル大辞泉
[動カ四]学才がありそうに振る舞う。「文屋ふやの博士さかしだち―・きゐたり」〈紫式部日記〉[補説]用例は、「ひひらく」の誤りとする説もある。

こし【腰】 を 屈((かが))める

精選版 日本国語大辞典
腰を曲げて礼をする。腰を屈めて会釈をする。[初出の実例]「大威徳をうやまひてこしをかがめたり」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年秋)

めいわ‐じけん【明和事件】

デジタル大辞泉
明和3年(1766)江戸幕府が尊王論者の山県大弐やまがただいに・藤井右門らを謀反の疑いで捕らえ、翌年処刑した事件。関連して竹内式部も八丈島に遠島…

あま‐ひめぎみ【尼姫君】

精選版 日本国語大辞典
「浜松中納言物語」に出てくる女性。左大将の大君。式部卿宮との縁談が決まった後、主人公の中納言と契りを結び女児を産む。中納言の渡唐中、尼とな…

よしや【縦や】 よし

精選版 日本国語大辞典
どうにもほかに仕方がない。えいままよ。どうにともなれ。[初出の実例]「よしやよし今は恨みじ磯に出でて漕ぎはなれ行く海人の小舟を」(出典:和泉式…

め【目】=移((うつ))る[=移((うつ))ろう]

精選版 日本国語大辞典
他の物事に心がひかれる。視線が移る。[初出の実例]「めうつりつつ、劣り勝り、けざやかにも見えわかず」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一一…

とね‐の‐つかさ【散位寮】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 令制で、式部省の被官の役所。内外文武官の散位に関することをつかさどり、また、諸国の朝集使の上日を判じた役所。→さんいりょう。〔官…

三善道統 (みよし-みちむね)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
?-? 平安時代中期の官吏,漢詩人。天徳元年(957)文章得業生(もんじょうとくぎょうしょう)となり,式部少丞(しょうじょう),大学頭(かみ)をへて文章博…

つれづれ‐が・る【徒然がる】

精選版 日本国語大辞典
〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「がる」は接尾語 ) 所在ない気持を様子に表わす。[初出の実例]「花さかざりけりなど、もろともなる人のつれつれかりけ…

とう‐ちょくふ【謄勅符】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 勅の施行方法の一つ。勅命を伝え施行する太政官符。[初出の実例]「太政官去年十月廿一日下二式部省一謄勅符」(出典:類聚三代格‐四・大同…

ならレポート【ナラ・レポート】

デジタル大辞泉
津島佑子の長編小説。平成16年(2004)刊。引き裂かれた母と子が時空を越えて求め合う姿を壮大なスケールで描く。平成17年(2005)、第55回芸術選奨…

き‐はや・す【着栄】

精選版 日本国語大辞典
〘 他動詞 サ行四段活用 〙 見ばえがするように着る。目立つように着飾る。[初出の実例]「衣の色も、人よりけに着はやし給へり」(出典:紫式部日記(…

こ‐きんだち【小公達】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「こ」は接頭語 ) 貴族の幼い若君。[初出の実例]「高松のこきんだちさへ、こたみいらせ給ひし夜よりは」(出典:紫式部日記(1010頃か)…

大江維順 (おおえの-これのぶ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
?-? 平安時代後期の官吏,学者。大江匡房(まさふさ)の次男。兄隆兼が早世したため,父の跡をつぐ。大学頭(かみ),式部権大輔(ごんのたいふ)などをつと…

し‐し【紫氏】

精選版 日本国語大辞典
紫式部をいう。主に近世、漢語的ないいまわしとして用いたもの。[初出の実例]「四橋を越て其辺の人家に紫氏が作れる物語よむ声しけるを」(出典:浮世…

くち‐もち【口持】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 口の形。くちつき。また、ものを言う様子。[初出の実例]「我れはと、くすしく、くちもちけしきことごとしくなりぬる人は」(出典:類従本…

げんげんしゅう(ゲンゲンシフ)【玄々集】

精選版 日本国語大辞典
平安中期の私撰集。一巻。能因撰。寛徳二から永承元年(一〇四五‐四六)頃の成立とされる。藤原長能、公任、道綱の母、和泉式部、赤染衛門ら九一人の…

紫式部日記絵巻 (むらさきしきぶにっきえまき)

改訂新版 世界大百科事典
《紫式部日記》のほぼ全文をこまかく絵画化し,詞書を添えた絵巻で,鎌倉初期,13世紀前半ころの制作と考えられる。当初は大規模な構成であったと推…

むらさきしきぶにっきえまき(‥シキブニッキヱまき)【紫式部日記絵巻】

精選版 日本国語大辞典
絵巻物。現存四巻。詞書二四段。絵二四段。紙本着色。鎌倉初期の作。詞書(ことばがき)藤原良経、絵藤原信実の筆と伝えるが確証はない。紫式部日記か…

よも‐やま【四▽方山】

デジタル大辞泉
1 《「よもやも(四方八方)」の音変化か》世間。また、世間のさまざまなこと。「四方山の話をする」2 四方にある山。周囲の山々。「―の茂きを見れ…

シークレット・ルーム~栄華館の艶女(おんな)たち~

デジタル大辞泉プラス
韓国のテレビドラマ。2007年11月放映開始(全10話)。出演は、ホン・ソヒ、ソ・ヨン、イ・イルファほか。朝鮮時代のハンヤンを舞台に、美しいキーセ…

かえり〔かへり〕【返り/▽反り】

デジタル大辞泉
[名]1 ひっくりかえること。2 返り点。3 手紙に対する返事。また、返歌。かえし。「御―も聞こえさせねば」〈和泉式部日記〉[接尾]助数詞。数…

あま‐しだり【雨滴】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「あましたり」とも ) 雨のしずく。雨だれ。あましただり。〔十巻本和名抄(934頃)〕[初出の実例]「五月許雨も降りやみて月のさしでた…

秀才 (しゅうさい)

改訂新版 世界大百科事典
日本古代の律令制下に式部省が行った官人登用試験の一つ。博学高才として大学などから貢挙されたものに,大きな論題二つを課し,上上~下下の9等に評…

ていこく‐としょかん〔‐トシヨクワン〕【帝国図書館】

デジタル大辞泉
国立国会図書館支部上野図書館の前身。明治5年(1872)創設の書籍館しょじゃくかんを母体とし、明治13年(1880)東京図書館、明治30年(1897)帝国図…

こくさいキリストきょうだいがくはくぶつかん ゆあさはちろうきねんかん 【国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館】

日本の美術館・博物館INDEX
東京都三鷹市にある歴史博物館。昭和57年(1982)創立。国際基督教大学の付帯施設。同学の初代学長湯浅八郎を記念して開設。湯浅が収集した日本各地の…

あきもと‐まつよ【秋元松代】

デジタル大辞泉
[1911~2001]劇作家。神奈川の生まれ。秋元不死男の妹。三好十郎に師事。売春婦問題を扱った「もの云わぬ女たち」のほか、主な作品に「常陸坊海尊…

気色けしきあ・り

デジタル大辞泉
1 一風変わっていて趣がある。「式部が所にぞ、―・ることはあらむ」〈源・帚木〉2 普通でない。あやしげである。「これは盗人の家なり、あるじの女…

式家 しきけ

日本大百科全書(ニッポニカ)
藤原四家(よんけ)の一つ。藤原不比等(ふひと)の三男で参議・式部卿(しきぶきょう)であった宇合(うまかい)を祖とするので、この称がある。[編集部][…

飯田年平

朝日日本歴史人物事典
没年:明治19.6.26(1886) 生年:文政3(1820) 江戸時代末から明治にかけての歌人。初名足穂,通称七郎,号石園。因幡国気多郡(鳥取県)の加知弥神社祠官…

三宮 義胤 サンノミヤ ヨシタネ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和
肩書宮内省式部長 生年月日天保14年12月24日(1843年) 出生地近江国滋賀郡真野村 経歴勤王派志士として行動、頼三樹三郎、梅田雲浜らと交流をもつ。…

書生 (しょしょう)

改訂新版 世界大百科事典
律令制下の下級書記である史生(ししよう)の補助的な役割を果たした下級職員。職員令(しきいんりよう)にはその規定がないが,748年(天平20)8月…

こ‐もちづき【小望月】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 望月の前夜の月。陰暦一四日の夜の月。《 季語・秋 》[初出の実例]「十四日の月をば子もち月といひ、十五日のをばもち月といふなり」(出…

かき‐くらが・る【掻暗】

精選版 日本国語大辞典
〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「かき」は接頭語 ) 空などが急に曇る。暗くなる。かきくらむ。かきくれる。[初出の実例]「天の原かきくらがりて降る雪…

はっ‐しょう〔‐シヤウ〕【八省】

デジタル大辞泉
1 律令制で、太政官だいじょうかんに属する八つの中央行政官庁。中務なかつかさ省・式部省・治部省・民部省・兵部ひょうぶ省・刑部ぎょうぶ省・大蔵…

橘道貞

朝日日本歴史人物事典
没年:長和5.4.16(1016.5.24) 生年:生年不詳 平安中期の官人。広相の孫で下総守仲任の子。長徳1(995)年ごろ和泉式部と結ばれた。彼女の女房名は道貞…

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放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

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