《おさしづ》(読み)おさしづ

世界大百科事典(旧版)内の《おさしづ》の言及

【飯降伊蔵】より

…87年みきが没すると,神のことばを伝える〈本席〉となった。本席として,各地を巡教し,神がかりして〈おさしづ〉を出し,また神のことばを語った。そのことばは,天理教原典のひとつ《おさしづ》に収められている。…

【天理教】より

…前後18回にわたって検挙・勾留されたが,信仰は法律にも政治支配にも優越すると教えて,政府に妥協屈従することを許さなかった。 87年みきが没し,大工出身の飯降(いぶり)伊蔵(1833‐1907)が〈本席〉となり,神がかりして〈おさしづ〉を出し,教団を指導した。88年本部は神道本局の所属教会となり,日清・日露戦争では国策に積極的に奉仕して,1908年教派神道の一派として独立を公認された。…

※「《おさしづ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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