《アメリカン・グラフィティ》(読み)あめりかんぐらふぃてぃ

世界大百科事典(旧版)内の《アメリカン・グラフィティ》の言及

【落書】より

…とくにポンペイの絵についてはその性交描写が倫理観にそむくという論争がつづいたことは,日本で落書の自然発生的な性格が禁制と対立する要素をもったこととかさなり合うところがある。1973年アメリカでジョージ・ルーカスGeorge Lucas監督が1960年代の青春を映画《アメリカン・グラフィティAmerican Graffiti》に描いてのち,この学術用語は学界の枠を超え,とくに現代日本のジャーナリズムで率直な感性表明という意味をこめて愛用されるようになっている。なお,子どもが地面や紙の上に白墨,クレヨンなどで何を描くともなく,無心に描くような行為をさしていう落書は,英語でscribbling,米語でdoodlingと呼んでいる日常語がほぼ該当する。…

※「《アメリカン・グラフィティ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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