《イタリア紀行》(読み)いたりあきこう

世界大百科事典(旧版)内の《イタリア紀行》の言及

【変装】より

… さて,女装・男装の例としてよく引かれ,また親しまれているもののひとつは,カーニバルにおけるそれであろう。たとえばゲーテも,その著《イタリア紀行》(正確には《第2次ローマ滞在》の巻)で,〈若い男は最下層の女が着るような晴着を身にまとい,胸もあらわな格好で,恥ずかし気もなく得意満面で,たいていまっさきにあらわれる。彼らは行き会う男たちに甘え,……〉と,1788年1月のローマのカーニバルのようすを生き生きと描写している。…

※「《イタリア紀行》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android