《イデーン》(読み)いでーん

世界大百科事典(旧版)内の《イデーン》の言及

【フッサール】より

…後者は現象学の誕生を告げる記念碑的労作である。01年にゲッティンゲン大学助教授,06年に教授となり,《厳密な学としての哲学》(1911)と《純粋現象学と現象学的哲学のための諸考想》(通称《イデーン》)第1巻(1913)を出版して,彼が指導する現象学運動は最初の隆盛期を迎えた。16‐28年はフライブルク大学教授,退官後も同地で研究活動をつづけ,《形式論理学と超越論的論理学》(1929),《デカルト的省察》(フランス語訳版1931),《ヨーロッパ諸科学の危機と超越論的現象学》(1936)などを公刊した。…

※「《イデーン》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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