《イングランドの法と慣習法について》(読み)いんぐらんどのほうとかんしゅうほうについて

世界大百科事典(旧版)内の《イングランドの法と慣習法について》の言及

【ブラクトン】より

…以後死ぬまで国王の地方巡回の裁判官として活躍する一方,裁判官の初期には国王の中央の裁判官としても活躍した。英法についての著作が有名で,約2000の判例を集めた《ノート・ブック》と《イングランドの法と慣習法について》がある。特に後者は,当時生成しつつあった英法の実際を判例に依存しながら,主として手続に力点を置いて説明したもので,中世最大の英法書であり,英法そのものの発展にも非常に大きな影響を与えた。…

※「《イングランドの法と慣習法について》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android