《ウィッシュ・トン・ウィッシュの悲話》(読み)うぃっしゅとんうぃっしゅのひわ

世界大百科事典(旧版)内の《ウィッシュ・トン・ウィッシュの悲話》の言及

【クーパー】より

…作家として有名となったのは第2作の《スパイ》(1821)によってで,独立後まのないアメリカの作家たちの関心事であり,かつ課題であった〈芸術の素材〉を,独立革命時のワシントン将軍とそのスパイに見いだした。その後同様の素材および17世紀の植民者とインディアンというアメリカの〈歴史〉を扱った《ライオネル・リンカン》(1825),《ウィッシュ・トン・ウィッシュの悲話》(1829),《ウィアンドテ》(1843)などを書いて新しい国の文学への道を開いた。また子どものときに過ごしたニューヨーク州の大森林と湖,青年期を過ごした水夫および海軍士官の生活を,《水先案内》(1823),《二人の提督》(1842)その他で題材とした。…

※「《ウィッシュ・トン・ウィッシュの悲話》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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