《オリンポス》(読み)おりんぽす

世界大百科事典(旧版)内の《オリンポス》の言及

【グレバン】より

…パリの北方クレルモンに生まれ,早くからパリに出て人文学や医学を学んだが,同時に詩作や演劇にもおおいに情熱を燃やした。プレイヤード派の若き詩人ロンサール,デュ・ベレーと知り合い,その影響のもとに綴った恋愛詩を詩集《オリンポス》(1560)として刊行。演劇においては,中世劇の低俗さを憎んで古代劇を範とし,フランス語初の創作悲劇《カエサル》(1561)あるいは喜劇《出納官夫人》(1559),《みんなびっくり》(1561)などを書き,ルネサンス演劇の成立に重要な貢献をした。…

※「《オリンポス》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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