《グレイ氏墳上感懐の詩》(読み)ぐれいしふんじょうかんかいのし

世界大百科事典(旧版)内の《グレイ氏墳上感懐の詩》の言及

【新体詩抄】より

…伝統的な短い詩形を近代には不向きなものと断定し,西洋詩の模倣を合言葉としたが,用語や発想は短歌を基礎としている。訳詩には《グレイ氏墳上感懐の詩》(尚今訳)や《ハムレット》の独白(第3幕第1場)の競訳(ゝ山と尚今)など注目すべきものがある。創作詩はゝ山の〈抜刀隊〉〈勧学の歌〉のように軍歌や教訓の類が多く,強い批判をまきおこしたが,近代詩を始動させた歴史的意義は大きい。…

※「《グレイ氏墳上感懐の詩》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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