《ノイエ・ツァイト》(読み)のいえつぁいと

世界大百科事典(旧版)内の《ノイエ・ツァイト》の言及

【カウツキー】より

…1875年,オーストリア社会民主党に入党。83年,ドイツ社会民主党系の理論誌《ノイエ・ツァイトDie Neue Zeit》を創刊,1917年まで編集に当たった。1890年ドイツに移り,エルフルト綱領の作成に関与,その《解説》(1892),《農業問題》(1899)を執筆,同党および第二インターナショナルの指導的存在となる。…

【ドイツ社会民主党】より

…05年から始まった中央集権的な組織の整備とともに,12年には397の選挙区のすべてに党組織が存在するに至り,12年の帝国議会選挙では,得票率34.8%,議席397中110を獲得して第一党となった。中央機関紙の《フォアウェルツVorwärts(前進)》(1914年の予約購読者数16万)をはじめ,各地に機関紙があり(1913年には90の日刊紙),理論機関誌《ノイエ・ツァイトDie Neue Zeit(新時代)》(1883年創刊,1917年までカウツキーの編集)は1911年に発行部数1万を超えた。また,1890年に実質的に発足した〈自由労働組合Freie Gewerkschaften〉は,社会民主党と密接な関係を保ちつつ,中央集権的・産業別組織に成長し,1913年には250万人を擁するまでになった。…

※「《ノイエ・ツァイト》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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