世界大百科事典(旧版)内の《バック・ロジャース》の言及
【SF映画】より
… そうした本格SF不振の反面,当時〈怪奇映画〉で当てたユニバーサルが,1936年に,いわゆる〈スペース・オペラ〉(宇宙を舞台に善と悪が闘うヒロイックな冒険小説や劇画)を〈連続活劇〉として映画化したバクター・クラブ主演の《フラッシュ・ゴードン》(当時のメジャー作品1本の半分の予算で,シリーズ全26本を6週間で撮り上げたという)を大ヒットさせ,その総集編が《超人対火星人》と題して日本でも公開された。続いて,そのシリーズの続編(1938,40)や,同じ主演者による《バック・ロジャース》シリーズ(1939。日本では総集編を《原子未来戦》のタイトルで公開)が作られた。…
※「《バック・ロジャース》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」