世界大百科事典(旧版)内の《バンドルディ》の言及
【反ファシズム】より
…と同時に,1936年のスペイン,フランスにおける人民戦線政府の成立が,こうした知識人の国際的な連帯感を強化し,同年7月に始まるスペイン内乱に際しては,義勇兵として直接戦闘に参加したマルロー,シモーヌ・ベイユ,オーウェル,コンフォードらをはじめ,J.R.ブロック,ヘミングウェー,エレンブルグなど多くの知識人をスペインに赴かせた。反ファシズムの立場を宣明する《バンドルディ》(〈金曜日〉の意。日本の《土曜日》の名称はこれにならった)以下おびただしい数の週刊誌が,主としてフランスで作家や知識人の手で創刊されだすのも,この時期にほかならない。…
※「《バンドルディ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」