《一掃百態》(読み)いっそうひゃくたい

世界大百科事典(旧版)内の《一掃百態》の言及

【漫画】より

…この文化にはぐくまれて,長い鎖国時代に,葛飾北斎の《北斎漫画》13編が生まれた。きまじめな家老職を務めた渡辺崋山も《一掃百態(いつそうひやくたい)》のように,漫画風に寺子屋風景などを描いた作品を残している。
[近代漫画の成立]
 ヨーロッパのルネサンス期は,イタリアのボッカッチョの《デカメロン》,フランスのラブレーの《ガルガンチュアとパンタグリュエルの物語》,イギリスのチョーサーの《カンタベリー物語》のように,ユーモアをもって社会を見る文学を生み出した。…

※「《一掃百態》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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