《二十世紀之支那》(読み)にじっせいきのしな

世界大百科事典(旧版)内の《二十世紀之支那》の言及

【宋教仁】より

…1903年(光緒29)秋,黄興らと長沙で華興会を創立,翌夏に武昌で組織された科学補習所にも参加し,革命に身を投じた。のち日本に亡命,中国同盟会の成立に際しては,彼の刊行していた《二十世紀之支那》誌が機関誌に擬せられたことからもうかがえるように,重要な役割を果たした。在日時の活動は多岐にわたるが,とりわけ08年に《間島問題》を著して間島が中国領であることを証明したことは特筆に値する。…

【民報】より

…中国,近代の革命団体である中国同盟会の機関誌。華興会の宋教仁が主宰していた《二十世紀之支那》(1905年6月創刊,2号まで)を継承したもので,1905年11月に日本で創刊,編集所は東京市牛込区(現,新宿区)新小川町においた。当初月刊であったが,のち不定期刊となり,08年に24号を刊行したのち,日本政府の弾圧によって停刊となった。…

※「《二十世紀之支那》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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