《二十六世紀》(読み)にじゅうろくせいき

世界大百科事典(旧版)内の《二十六世紀》の言及

【高橋健三】より

…92年官報局長を辞任,翌93年大阪朝日新聞に客員として入社,事実上の主筆として論説を執筆したが,〈内地雑居論〉はとくに有名である。このかたわら94年に評論雑誌《二十六世紀》を大阪で創刊,主宰したが,ときの内閣を攻撃して筆禍事件をひき起こし,96年11月雑誌は発行禁止となった。同96年9月第2次松方内閣の成立とともに陸羯南の推挙で内閣書記官長に就任,みずからの筆禍事件に教訓を得て新聞紙条例の改正に取り組み,内務大臣の新聞・雑誌発行禁・停止行政処分権廃止の実現に尽力した。…

※「《二十六世紀》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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