《倪煥之》(読み)げいかんし

世界大百科事典(旧版)内の《倪煥之》の言及

【葉紹鈞】より

…文学研究会会員。手法は堅実な写実主義で,代表作の長編小説《倪煥之(げいかんし)》(1930)は,新しい文化に接した青年小学教師倪煥之が,封建的な中国の現実とぶつかりながら,五・四運動を経て1927年の大革命失敗までをどのように生きたかを描き,当時出口のない状況にあった青年たちの共感を得た。また《稲草人(かかし)》(1923),《古代英雄の石像》(1933)などの童話は中国児童文学の草創でもある。…

※「《倪煥之》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android