《動物図説》(読み)どうぶつずせつ

世界大百科事典(旧版)内の《動物図説》の言及

【博物学】より

…この時期には田村藍水,平賀源内,小野蘭山,宇田川榕菴らの学者のほか,《目八譜》の武蔵石寿,《毛介綺煥(もうかいきかん)》《昆虫胥化(しよか)図》の肥後藩主細川重賢,《雲根志》の木内石亭,木村蒹葭堂(けんかどう)などのアマチュア博物学者も活躍した。 一方,17世紀からは断片的ではあるが西洋博物学の知識も入りはじめ,中でもドドネウスの《草木誌》とヨンストンの《動物図説》は当時の本草学に大きな影響を与えた。やがて,17世紀末のケンペル,18世紀後半のツンベリー,19世紀前半のシーボルトなどの来日を機に西洋博物学が本格的に紹介されるようになる。…

※「《動物図説》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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