《大蔵虎寛本》(読み)おおくらとらひろぼん

世界大百科事典(旧版)内の《大蔵虎寛本》の言及

【大蔵流】より

…台本は代々の宗家,各弟子家のものがあるが,《大蔵虎明本》(1642)が最古本で,中世の狂言をうかがわせる貴重な資料である。《大蔵虎寛本》(1792)は固定期の台本で,現行の演出に近い。《大蔵虎明本》には236曲を収めるが,《大蔵虎寛本》では165曲,明治以後増減があり,現行曲は180曲である。…

※「《大蔵虎寛本》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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