《天養記》(読み)てんようき

世界大百科事典(旧版)内の《天養記》の言及

【大庭御厨】より

…これに対し下司景宗は大神宮,太政官に訴えてこれを回避しようとしたが,その訴訟の最中にも侵略はくりかえされた。これは国司の免判によって成立した荘園が,その交代のたびごとに私領でなく公領だと主張されて収公の危険にさらされる不安定なものであった好例であり,《天養記》に詳しい。【福田 以久生】。…

※「《天養記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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