《改正月令博物筌》(読み)かいせいげつれいはくぶつせん

世界大百科事典(旧版)内の《改正月令博物筌》の言及

【歳時記】より

…1803年(享和3)の曲亭馬琴の《俳諧歳時記》,同書を青藍が増補した《増補俳諧歳時記栞草(しおりぐさ)》は,江戸中心に記述されている点に特色があり,ながく用いられた。1808年(文化5)刊の洞斎の《改正月令博物筌(はくぶつせん)》は,漢詩,和歌,連歌等からも用例を示して特色のあるものになっている。明治以後は太陽暦の施行や社会的文化的な生活の変動にともない,歳時記の内容も大きな変遷を経た。…

※「《改正月令博物筌》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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