《晩春日記》(読み)ばんしゅんにっき

世界大百科事典(旧版)内の《晩春日記》の言及

【上林暁】より

…《安住の家》(1938)で私小説作家の道が開けるものの,39年妻が発病,苦しい看護生活が続く。その体験は,戦後《晩春日記》《聖ヨハネ病院にて》(ともに1946)など,いわゆる病妻ものにつづられ,文名を高めた。晩年脳出血で倒れると,妹睦子の協力を得,口述筆記によって作品を書くという執念を示した。…

※「《晩春日記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android