《梅柳若葉加賀染》(読み)うめにやなぎわかばのかがぞめ

世界大百科事典(旧版)内の《梅柳若葉加賀染》の言及

【柳沢騒動物】より

…最初は1793年(寛政5)1月大坂中の芝居の辰岡万作・近松徳叟作の《けいせい楊柳桜(やなぎさくら)》で,柳沢騒動に淀屋辰五郎の話を配している。ついで1819年(文政2)5月江戸玉川座の4世鶴屋南北作《梅柳若葉加賀染(うめにやなぎわかばのかがぞめ)》。これは加賀騒動物の《加賀見山廓写本(かがみやまさとのききがき)》に仮託して柳沢騒動を脚色したもので,多賀の大領には将軍綱吉を,望月帯刀には柳沢吉保を当てこんでいる。…

※「《梅柳若葉加賀染》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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