《漢唐地理書鈔》(読み)かんとうちりしょしょう

世界大百科事典(旧版)内の《漢唐地理書鈔》の言及

【地方志】より

…4世紀,北方の異民族に追われ,漢民族が新天地の江南にうつると,その地方を対象とした《某々郡志》《某々州記》といった地方史が増加する。こうした古い地方志は清の王謨(おうぼ)が《漢唐地理書鈔》に網羅的に輯(あつ)めている。公的機関が中心になって編纂する《某々図経》の類は南北朝,隋・唐時代にも盛んに作られており,隋代には100巻の《隋諸州図経集》といった書物もできている。…

※「《漢唐地理書鈔》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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