《王冠》(読み)おうかん

世界大百科事典(旧版)内の《王冠》の言及

【ハムダーニー】より

…晩年政争に巻き込まれサヌアで獄死した。代表的著作に地理書《アラビア半島の特徴》および《王冠Iklīl》がある。とくに後者はアラブ史上北アラブに比し文献の少ない南アラブ部族の歴史,系図,地誌,文学を知るうえで欠くことのできない百科全書的著作で,もと全10巻に及ぶ大著であったが,うち4巻のみ残存し,このうちイエメンの城砦を記した第8巻が著名である。…

※「《王冠》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android