《環海異聞》(読み)かんかいいぶん

世界大百科事典(旧版)内の《環海異聞》の言及

【世界地理書】より

…ロシアの接近とともにその関係の訳著も盛んになった。桂川甫周の《北槎聞略(ほくさぶんりやく)》(1794成立)や大槻玄沢の《環海異聞》(1807成立)は,漂流民の実地見聞を素材とした点で異例の専門海外地理書である。玄沢門下の山村才助は世界地理研究の代表者で,多数の蘭書を翻訳して《訂正増訳采覧異言》(1803成立)を著した。…

※「《環海異聞》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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