《白蔵主》(読み)はくぞうす

世界大百科事典(旧版)内の《白蔵主》の言及

【釣狐】より

…大蔵,和泉両流にある。一族の狐がつぎつぎと猟師に捕らえられ,今やわが身もねらわれている老狐が,猟師の伯父である白蔵主(はくぞうす)という僧に化けて,猟師の家を訪れる。白蔵主は妖狐玉藻前(たまものまえ)の伝説を物語り,狐の執心の恐ろしさを強調し,猟師に罠(わな)を捨てさせることに成功する。…

※「《白蔵主》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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