《石川五右衛門》(読み)いしかわごえもん

世界大百科事典(旧版)内の《石川五右衛門》の言及

【釜淵双級巴】より

…1737年(元文2)7月大坂豊竹座初演。大盗石川五右衛門を主人公とした松本治太夫の正本《石川五右衛門》(貞享ころか)や近松門左衛門作《傾城吉岡染》(1712)の先行諸作をふまえる。河内国枚方で鹿狩のそれ矢を拾った五右衛門は,その矢で傷ついたと称して乞食婆を母に仕立て,五十両をかたりとり,島原に遊ぶ。…

※「《石川五右衛門》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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