《確率の哲学的試論》(読み)かくりつのてつがくてきしろん

世界大百科事典(旧版)内の《確率の哲学的試論》の言及

【ラプラス】より

…後者には母関数の理論が述べられ,誤差論,社会現象などに多くの応用が見られる。《確率の哲学的試論》(1814)は後者の後に書かれた数式を用いない啓蒙書である。彼は確率論が必要となるのは人知が不十分であるためとし,〈ある瞬間に宇宙のすべての原子の位置と速さとを知ることができるならば,未来永遠にわたって宇宙がどうなるかは,解析学の力によって知ることができるであろう〉と述べた。…

※「《確率の哲学的試論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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