《絵島生島》(読み)えじまいくしま

世界大百科事典(旧版)内の《絵島生島》の言及

【江島生島物】より

…新舞踊の代表作として今日も流行している。また,舟橋聖一が自作の小説をみずから脚色した《絵島生島》があり,1954年3月から3回にわたり,いずれも東京歌舞伎座で尾上菊五郎劇団によって上演された。【松井 俊諭】。…

【歴史劇】より

…その他,松居松翁(松葉),山崎紫紅,岡本綺堂,真山青果(《頼朝の死》など)らがいる。昭和になっても新史劇的傾向の〈新歌舞伎〉は書かれ,大仏次郎《若き日の信長》,北条秀司《築山殿始末》,舟橋聖一《絵島生島》などは有名である。一方,歌舞伎ではなくて新劇の分野でも歴史劇は書かれており,今日歴史劇に関心を寄せている作家には木下順二や宮本研などがいる。…

※「《絵島生島》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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