《縁起詩集》(読み)えんぎししゅう

世界大百科事典(旧版)内の《縁起詩集》の言及

【カリマコス】より

…ローマの詩人オウィディウスの《イビス》は,カリマコスが自分の論敵を揶揄(やゆ)攻撃するために著した詩を模したものである。 彼の詩文や散文著述は800巻を満たしたと伝えられるが,中世写本の形で現存するのは《賛歌》と《碑詩》のみであり,彼の名を〈エレゲイア詩の王者〉と高からしめた《縁起詩集》その他のものは,パピルス断片としてわずかに知られているにすぎない。《大目録》をはじめ,《アテナイ劇作家年譜》《デモクリトス研究》その他数多くの散文著述はことごとく散逸した。…

※「《縁起詩集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android