世界大百科事典(旧版)内の《色上戸三組曾我》の言及
【金井三笑】より
…《江戸紫根元曾我(えどむらさきこんげんそが)》《蛇柳(じややなぎ)》など当り狂言を書き人気作者となる。63年団十郎と決別,翌年から市村座に立てこもり,団十郎中心の中村座の大一座に対立し,若手のために《色上戸三組曾我(いろじようごみつぐみそが)》などを書く。76年(安永5)息子を中村座座元の跡目にする計画が発覚,以後10年間劇界の表面から姿を消し,市村座の親類として陰で作者を支配した。…
※「《色上戸三組曾我》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」