《覚社叢書》(読み)かくしゃそうしょ

世界大百科事典(旧版)内の《覚社叢書》の言及

【太虚大師】より

…16歳で出家し,寧波(ニンポー)の天竜寺の寄禅和尚を師として受戒,清末改革派の著作に深く感銘して仏教救国を志し,のち革命派とも往来,1912年南京に中国仏教協進会を組織した。14年普陀山の錫林禅院にこもって,天台・華厳・法相・禅・律・浄土・密・三論の八宗を兼学して八宗平等の考えに達し,17年章炳麟ら在家仏徒と覚社を組織し,月刊《覚社叢書》(のち《海潮音》と改題)を刊行。22年欧陽竟无(おうようきようむ)の支那内学院に対抗して設立された武昌仏学院に迎えられ,新仏教運動の中心となる。…

※「《覚社叢書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android