世界大百科事典(旧版)内の《近世佛蘭西史学概観》の言及
【ジュリアン】より
…フランスの歴史家。エコール・ノルマル・シュペリウール出身。1891年ボルドー大学教授,1905年からはコレージュ・ド・フランスの教授となり,古ガリア史の講座を担当して,歴史学界の中心的存在となった。24年にはアカデミー・フランセーズの会員に選出されている。フュステル・ド・クーランジュを師と仰ぎ,厳密な実証主義の方法を継承したが,同時に,ミシュレから豊かな想像力を受け継ぎ,生気を欠いた講壇歴史学に列しながら,鋭い批評眼と豊かな感受性で群を抜いている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」