《金巻》(読み)かねまき

世界大百科事典(旧版)内の《金巻》の言及

【鐘巻】より

…構想は能に同じであるが,詞章が違い,太刀にかぶせた黒羽織を鐘に見立てる演出があり,後段は山伏と鬼女が激しくわたりあう。なお中国地方の古い修験系の神楽にも同趣の曲があったらしく,広島県比婆郡東城町の1664年(寛文4)の荒神神楽能本には,《熊野ノ日高ノ金巻ノ子細》《金ノ供養》などの台本が残る。【山路 興造】。…

※「《金巻》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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