《開元雑報》(読み)かいげんざっぽう

世界大百科事典(旧版)内の《開元雑報》の言及

【マス・コミュニケーション】より

… しかし,文字の普及以降,〈文書〉の形をとって人間の外部に出るメディアも,古くから口頭文化とともに存在していた。たとえば,ローマ帝国の《アクタ・ディウルナ》,中国唐代の《開元雑報》など,古代の大帝国は,広大な版図を統治する必要から,中央からの指令の伝達,地方情勢の報告など,主として行政的コミュニケーション用の,多くは定期的な〈文書〉メディアをもっていた。また遠隔地貿易に従事する商人も同様に〈文書〉メディアをもっていた(15,16世紀の〈フッガー・ツァイトゥンゲンFugger Zeitungen〉。…

※「《開元雑報》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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