《駅前団地》(読み)えきまえだんち

世界大百科事典(旧版)内の《駅前団地》の言及

【駅前旅館】より

…森繁と飲屋の女将・淡島千景の絶妙なコンビぶりは,同じ豊田監督の《夫婦(めおと)善哉》(1955)を思わせる。この作品の好評を受けて,1961年マンモス団地の土地開発を巡る色と欲と笑いの騒動を描いた《駅前団地》が久松静児監督で作られてヒットし,ここからシリーズ化が決定されるとともに,同年の浜松の駅弁屋を舞台にした第3作《喜劇駅前弁当》から,〈喜劇〉と銘打たれて,ドタバタとくすぐりの喜劇性が大きくなった。以下,〈喜劇駅前〉をかぶせて《温泉》《飯店》《茶釜》《女将》《怪談》《音頭》《天神》《医院》《金融》《大学》《弁天》《漫画》《番頭》《競馬》《満貫》《学園》《探検》《百年》《開運》《火山》《桟橋》と続く。…

※「《駅前団地》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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