《Kirātārjunīya》(英語表記)Kiratarjuniya

世界大百科事典(旧版)内の《Kirātārjunīya》の言及

【バーラビ】より

…伝記は明らかでないが,アイホール発掘の碑銘(634)にはカーリダーサ(4~5世紀)とともにその名を連ねている。叙事詩《キラータールジュニーヤKirātārjunīya》により技巧派詩人として名声を博している。この詩は18章から成り,大叙事詩《マハーバーラタ》から取材し,勇士アルジュナ王子が凶悪な山地部族のキラータに扮したシバ神と格闘し,その武勇を認められて天授の武器を獲得するてんまつを述べているが,彼の名声は詩の内容よりはむしろ韻律および修辞上のすぐれた技巧によるもので,詩的技巧を重んじる修辞学書に多く引用されている。…

※「《Kirātārjunīya》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android