《Missa Tornacensis》(英語表記)MissaTornacensis

世界大百科事典(旧版)内の《Missa Tornacensis》の言及

【ベルギー】より

…世俗音楽としては,トルベールの流れをうけているが,ベルギーは地理的にドイツ語圏に近いこともあって,ミンネザングの影響も見のがせない。ポリフォニーのジャンルでは,まずは14世紀に書かれた《トゥールネのミサ曲Missa Tornacensis》(ポリフォニー様式によるミサ通常文の最初の完全なセット)が注目に値する。さらに,15世紀から16世紀にかけてすぐれた音楽家を輩出すると同時に,ブルゴーニュ楽派フランドル楽派の作曲家に活躍の場を与え,多くの宗教曲,世俗曲をうみ出した。…

※「《Missa Tornacensis》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android