『蜻蛉日記』(読み)カゲロウニッキ

とっさの日本語便利帳 「『蜻蛉日記』」の解説

『蜻蛉日記』

右大将道綱(うだいしょうみちつな)の母作。天暦八(九五四)年から天延二(九七四)年までの結婚生活を回顧。妻として直面する苦悩を通して、人生を見据える確かな眼差しを獲得し、夫への執着から解放され、母性愛に目覚めるまでを身辺雑記的に綴る。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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