あかんべい(読み)アカンベイ

デジタル大辞泉 「あかんべい」の意味・読み・例文・類語

あかん‐べい

《「あかめ(赤目)」の音変化》指で下まぶたを押し下げ、裏の赤い部分を見せる動作。また、そのときに言う言葉軽蔑けいべつ拒絶気持ちを表す。あかんべえ。あっかんべえ。あかんべ。あかべ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「あかんべい」の意味・読み・例文・類語

あかん‐べい

〘名〙 (「あかめ(赤目)」の変化した語。「あかんべえ」とも) 指先で下まぶたを下方に押えてまぶたの裏の赤い部分を出して見せること。また、そのしぐさ。主として子供が軽蔑(けいべつ)拒否の気持を表わすしぐさ。あかんべ。
※雑俳・柳多留‐二(1767)「うばどのをかしなといへばあかんべい」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android