精選版 日本国語大辞典 「あだない」の意味・読み・例文・類語
あだ‐な・い
〘形口〙 あだな・し 〘形ク〙
[一] はかなく頼りない。
※古文真宝桂林抄(1485頃)乾「蜉━(蝣)は朝生暮死ものぞ、人間世のあたないにたとゆるぞ」
※俳諧・懐子(1660)二「あたないと名にこそたてれ児桜〈常之〉」
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